良好な地盤と制震構造
地震ハザードステーションで当該地を調べると、標高22m、表層地盤増幅率は1.78である。地盤は良好で、杭基礎ではなく直接基礎工法を採用。構造は制震。設計施工は大成建設である。クロスエアタワーの制震を対象とした制震構造の詳細についてはこちらの記事でご確認いただきたい。車両交通音について
当マンションの懸念は車両交通音ではないだろうか。国道246号線、首都高、そして大橋ジャンクション、さらには山手通りとの合流。目黒のタワーマンションと聞いて、関心の高かった人は相当数いると思うが、果たしてどれくらいの騒音なのか。判断出来かねると感じていた方も多いはずだ。対策としては、物件HPの間取りを見ればわかるように、向きや階数によって二重サッシュを採用している。フィックス窓を多用して、オフィスビルのような仕立てられたタワーも少なくないが、窓の開かないマンション部屋よりは二重サッシュのほうが、暮らしやすいのではないだろうか。
否、音に関しては、机上であれこれと考えていてもはじまらない。もし、多少なりとも関心があるならば、竣工を機に、ぜひ現地で体感することをおすすめする。低層住宅街が広がる城南の見晴らしは想像以上。9階からでも富士山がはっきりと見えた。屋上庭園も開放感があった。見学に値する1棟といえる。
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