満を持してオープン! 「レーヌ デ プレ」
「レーヌ デ プレ」の外観
シェフは滋賀県長浜ご出身で、36歳になられたばかりの中原文隆さん。京都ブライトンホテルのヴィザヴィでの7年間の修行とご活躍の後、パリの三つ星アルページュでも修行されましたが、真にご自分が求める料理を模索するための数年間の充電期間を経て、ついに2012年11月26日理想を実現させるためのレストランをこの地に開店されたのです。
店名を「レーヌ デ プレ(Reine des pres)」(西洋夏雪草:バラ科の多年草)と名付けられた訳を伺うと、「バラのように華やかではなくとも、多年草のごとく長くしっかりと咲き続けるようなレストランを目指したい」という思いを込められたとのこと。
「レーヌ デ プレ」の店内
そして、カウンターの後ろを通り抜けた奥には10席のダイニングルーム。白い塗り壁に床は艶消しの黒御影石で椅子やソファーもチャコールグレーのツイード張り。装飾はといえば、西洋夏雪草をくわえた鳥のオブジェが白い壁にたった一つという潔さ。引き算の美学が貫かれた大人が落ち着ける空間です。また、有名ホテルのホテルマンとして長年の経験を持たれるソムリエの山守さんのサービスと説明もスマートで分かりやすく、さすがです。
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