アロマテラピーで使用するオイルは100%植物から抽出されます。たくさんのオイルの中でも特に初心者の方におすすめなのは、ホホバオイルと意外な使い心地のマカダミアオイルの2種類です。全く違う使用感をもつオイルですので、使用感の違いを実感してみてください。

ホホバオイル
(ツゲ科、学名;Simmondsia chinesis、抽出部位;種子、低温圧搾法)

ホホバオイル

ホホバオイル

アロマテラピーで使用される代表的なオイルです。ホホバオイルはとても優れた 保湿力をもち、皮脂バランスを整え、紫外線のダメージから肌を守ります。しっかりとした使用感のホホバオイルは、乾燥肌からオイリースキンまで肌質を選ばずに使用することができ、全身にも使える初めての方には使いやすいオイルです。アレルギーや敏感肌の方も安心してお使いいただけます。また、酸化安定性があるので保存期間が他のオイルよりも長い(約1年)こともホホバオイルの特徴のひとつです。

ホホバは、アメリカの半砂漠地帯など苛酷な環境で生きる強い生命力を持ち、乾燥した大地でも水分を逃がさない優れた保湿力を持った植物です。アロマテラピーではオイルとして紹介されていますが、分類は液体ワックスですので、寒くなると固まります。固まってしまった場合は、ボトルを手のひらで暖めて液体に戻して使用します。黄金色をした無臭のオイルで、100ミリリットルで2500円~5000円前後です。色が濃いものほど栄養が豊富に含まれると言われています。


マカダミアオイル
(ヤマモガシ科、学名;Macadamia ternifolia、抽出部位;果実、低温圧搾法)

マカダミアオイル

マカダミアオイル

古くは、オーストラリアの原住民であるアボリジニによって愛用されてきたオイルです。最近では多くのヘアケア製品にも利用されていますが、これはマカダミアオイルにオレイン酸が多く含まれるためで、髪に栄養と潤いを与え、髪を健康に保ちます。髪のパサつきが気になる時には、タオルドライした髪に、オイルを軽くなじませて使用します。マカダミアオイルもホホバオイル同様に酸化安定性があるため、長期保存(8ヶ月程度)が可能なオイルです。薄い茶色でかすかにナッツの香りがするオイルで、100ミリリットルで2000円前後です。

 

保存と使用時の注意

オイルは、空気と日の光が大敵です。直射日光を避けた、涼しい冷暗所で保管します。また、空気に触れると、酸化といって成分が変化するため劣化が進みます。使用できなくなると、独特な嫌な臭い(酸化臭)がするようになりますので、ボトルを開けて嫌な臭いがするようになってしまったら使用は中止しましょう。開封後は早めに使いきるのが基本です。

また、初めてオイルを使う場合、敏感肌、アレルギーをお持ちの方は、事前にパッチテストをされる事をおすすめします。使用したいオイルを二の腕の柔らかい部分につけ、絆創膏を貼って24時間観察します。この間に赤くなる、痒くなるなどの変化が起きなければ、そのオイルを使用しても大丈夫でしょう。途中でいつもとは違う変化が起きた場合には、オイルをつけた部分を水道の水で洗い流してください。