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ハタハタの湯上げ~山形県庄内地方の郷土料理~

ハタハタの湯上げとは、ハタハタを鍋で茹でて、醤油をかけて食べるという、山形の庄内地方の郷土料理で、昔は、ハタハタの季節になるとしょっちゅう食卓に登場したものです。近年、ハタハタが獲れるようになって、再び食べられるようになりました。

大石 寿子

執筆者:大石 寿子

毎日のお助けレシピガイド

ハタハタの湯上げ~山形県庄内地方の郷土料理~

所要時間:10分

カテゴリー:汁物・スープ・鍋

ハタハタの湯上げ……懐かしい故郷の味

ハタハタはウロコがない白身の魚で、味はとても淡白です。煮つけにしたり、味噌田楽、醤油漬け、干したりして食べますが、子供の頃、一番よく食卓に登場したのがこの「湯あげ」です。鍋で茹でるだけの、とても簡単な料理です。子供の頃は苦手でしたが、今ではとてもおいしいと思えるようになりました。
 

ハタハタの湯あげの材料(2人分)

主材料
はたはた10尾
昆布10センチ
50cc
つけ醤油
醤油適量
ねぎ刻みネギをお好みで

ハタハタの湯あげの作り方・手順

ハタハタの湯あげを作る

1ハタハタは洗って水を切る

ハタハタは流水で洗ってザルに上げる。<br />
ハタハタは流水で洗ってザルに上げる。

2土鍋に昆布と水を入れて火にかけ、煮立ったら酒を入れる

土鍋に水と昆布を入れて火にかけ、煮立ったら酒を加える。<br />
土鍋に水と昆布を入れて火にかけ、煮立ったら酒を加える。

3煮立ったらハタハタを入れて茹でる

再び煮立ったらハタハタを入れて茹でる。<br />
再び煮立ったらハタハタを入れて茹でる。

4身が割れてきたら皿に取り出す

ハタハタの身が割れてきて、ぶりこ(卵)の表面が白っぽくなったところで、網杓子ですくって取り、銘々皿にのせる。<br />
ハタハタの身が割れてきて、ぶりこ(卵)の表面が白っぽくなったところで、網杓子ですくって取り、銘々皿にのせる。

5ネギと醤油をかけて食べる

ネギと醤油で食べる。おろし生姜や七味をかけて食べてもおいしい。<br />
ネギと醤油で食べる。おろし生姜や七味をかけて食べてもおいしい。
お好みで、レモンや酢橘を絞っても

6ぶりこ(卵)はとろとろ

ぶりこ(卵)はとろとろの半生状態がおいしい。<br />
ぶりこ(卵)はとろとろの半生状態がおいしい。
すすって食べます

ガイドのワンポイントアドバイス

新鮮なハタハタが手に入ったらお試しください。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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