ホワイトニングは歯を傷つけません!
こんなホワイトニングジェルで歯を白くします
しかし、様々なメディアでホワイトニングや他の治療が多く取り上げられたことで“歯のホワイトニングは歯を削る”という間違った情報が広まっていることに、最近驚きました。きっと、歯の色があまりに白く変化するので、歯を削るイメージに繋がったのでしょう。
実際のところ、ホワイトニングは歯を傷つける事はいっさいありません。「え~白く歯を漂泊するのに、歯に悪くないの?」と思った方もいらっしゃるはずですが、本当に悪い影響はございませんよ。
なぜかというと、歯を白くするために使うお薬は、もともと歯周病を治す時に使用していたものと同じ成分で出来ていて、歯をキレイにする目的で使われていたからです。歯周病の治療をしているときに、そのお薬を塗った部分が白くなったことから、ホワイトニングの薬剤がつくられたそうです。自分の歯を大事にしたいという方も安心してくださいね。
1.コーラより安全なホワイトニング?
ホームホワイトニングのセット
歯への損傷が気になる方が多くいらっしゃると思いますが、ホワイトニングの歯への負担はコーラにつけるよりはるかに少ないことがわかっていますよ。自宅で使用するホームホワイトニングの最中に、もし漏れ出た液を誤って飲んでしまったとしても安全性に問題のないことが研究で発表されています。(しかし故意に飲むのは絶対にやめてくださいね)
2.ホワイトニングをしたら歯が痛む!ムズムズする!
本当に大丈夫?
歯にホワイトニングジェルを塗ります
それには様々な理由が存在します。ひとつは歯の表面温度の上昇です。ホワイトニングはクリニックによって治療方法が違ってきます。もし、ホワイトニングにライトを使用する場合、もともと歯がしみやすい方は気を付けた方が良いかもしれません。ライトを歯に当てることによって、歯の表面温度が上昇します。歯の温度が上がると、痛みや違和感が発生しやすいのです。
私のホワイトホワイトデンタルクリニックでは、歯の表面温度を上昇しないよう、ライトやレーザーを当てるホワイトニングは現在行っていません。ホワイトニングのジェルを繰り返し塗るという、歯に最も刺激の少ない最新のホワイトニングを使用しています。また、術前に歯の表面にフッ素を浸透させて症状を軽減させる方法もあるので、痛みが心配な方は担当の歯科医師・歯科衛生士に相談してみることをおすすめいたします。
歯の違和感が生じる二つ目の理由は、ホワイトニングによる歯の表面の乾燥です。歯の表面は常にタンパク質でできている膜によって保護されています。それがホワイトニングによって除去されるので、歯が乾燥しやすく敏感になっているのです。しかし、その膜は唾液によって自然に再生されるので2~3日で違和感はおさまるでしょう。