地産地消グルメの宝庫、ベトナム・サパ

バックハー

ベトナム北部。バックハーのサンデーマーケット。少数民族花モン族の人たちがランチ中。サパとセットで訪れる人が多い

野菜炒め

シンプルな野菜炒めはこのあたりの定番メニュー。野菜やキノコが新鮮!

ベトナム北部に位置するラオカイ省のサパは15ほどの少数民族が住む、いわばベトナムの秘境。首都ハノイからは376km離れた標高1,600メートルの山岳地帯にあります。霧の町ともいわれ、実際、取材中も霧の日が多く、幻想的なムードが秘境感を高めていました。

ベトナムは世界第1位の米輸出国(※最近タイを抜いて1位になりました)。米どころとしてよく知られているのは南部のメコンデルタですが、北部でも米は作られており、サパ周辺に広がる美しい棚田も見ごたえがあります。

 

サパのマーケット

青々とした採れたての野菜が並ぶサパのマーケット

サパの料理はひとことでいえば、ほっこり和む田舎ごはん。特筆するような名物料理があるわけではありませんが、周辺の村でとれた新鮮な食材を使った料理は、都会の料理とはひと味違うもの。サパの市場に行けば、青々とした野菜やさまざまなキノコが並んでいるし、周辺の村では田んぼのあぜ道を歩く豚を見かけること多々。とにかく素材が新鮮です。

中国との国境にも近いこの地方では、野菜はシンプルな炒め物が主流。味付けは醤油ベースであっさり中華風。肉はグリルでドーンと供され、マッシュルームソースや中華風ソース、カシューナッツなどが添えられてくることも。ちなみにベトナムはカシューナッツの世界一の輸出国でもあります。

 

少数民族のレストラン、レッドザオハウス/Red Dao House

豚肉のグリル

豚肉のグリル。この店に限らず、なぜか豚肉が牛型の鉄板に乗ってくること多々

Red Dao House

スタッフの制服はもちろん赤ザオ族の民族衣装

サパは欧米人観光客にも人気が高く、町なかにはピザやパスタ、ハンバーガーなど西欧料理を出すカフェやレストランが充実しています。ベトナム料理店でも、西欧料理メニューを用意しているところがほとんど。レストランの数も多く、食べるところには事欠きません。

そんな数あるサパのレストランのなかでも、一訪の価値があるユニークなお店といえば、Red Dao House(レッドザオハウス)。なんとココ、少数民族の1つ、赤ザオ族のレストランなんです。従業員はみんな赤ザオ族。赤い布を頭に巻いた衣装を身にまとった店員さんたちは、愛想もよくかわいらしい。山小屋風の2階建ては広々としていて、天気のよい日ならテラス席もオススメです。

メニューはローカル料理と西欧料理がありますが、せっかくならローカル料理をいただきたいところ。近隣で採れた野菜を使った前菜や炒め物、肉のグリルなどが中心で、めずらしいところではシカ肉もありました。メイン料理で約13万ベトナムドン~と価格もリーズナブル。サパ周辺では鱒の養殖も盛んで、この店でもサパサーモンという名で提供しています。

フライドスイートポテト

フライドスイートポテト

個人的なオススメメニューは、フライドスイートポテト(さつまいもを揚げたもの/6万ベトナムドン)。ほくほくした芋の食感と自然な甘みが懐かしさを誘うひと品で、同行者のあいだでも大好評。スナック感覚で食べられます。

■Red Dao House
住所:Thac Bac St, Sapa Town
電話:0203-872927
HP:Red Dao House

ベトナム北部の旅行
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※1ベトナムドン=0.00399円(2012年10月現在)

 
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