夏太り解消法 ~運動編~
ダイエットのために運動は不可欠ですが、猛暑の中、特に屋外での運動は危険です。ウォーキングやジョギングなど屋外の運動を習慣にしている人は、早朝の暑くなる前の時間帯や陽が落ちて涼しくなってから行うようにしましょう。また、スイミングや屋内で行えるスポーツを取り入れたり、自宅やオフィスで少しずつ体を動かす機会を増やすのもポイントです。
さらに暑い夏はシャワーだけで済ませる人も多いと思いますが、冷房で体が冷えている夏こそお湯に浸かる習慣が大事です!
40℃前後の少し熱めの湯船に10分浸かると、深部体温が約2℃上昇し、基礎代謝が約20%あがるので脂肪が燃焼されやすくなります。その際、お腹、脚の付け根、膝の裏などのリンパを刺激しながらマッサージすると、血行がよくなり冷えで低代謝になった体が改善され、太りやすい夏でも徐々に痩せやすい体質になっていきます。
夏太り解消法 ~食事編~
夏こそ冷えに注意しよう!
特に、脂肪燃焼に不可欠なビタミンB1とビタミンB2を積極的に摂取する食生活を心がけることが大事です。ビタミンB1を多く含む食品にウナギや豚肉があり、ビタミンB2を多く含む食品にレバーや納豆があるので、毎日のメニューに加えてみましょう。
また、汗をかくとカリウムも一緒に奪われてしまうものです。カリウム不足によって招くデメリットは、女性にとって大敵の「むくみ」です! そのうえ、夏は冷たい飲み物&食べ物の摂取が増えるのも、むくみやすくなるので要注意。
対策としては、塩分や冷たい物を控えた食生活と、カリウムの摂取を心がけることです。カリウムは、アボカド・バナナ、納豆、きなこ、にんにく、ニラなどに多く含まれているので覚えておきましょう。
さらに、暑さに負けないようにと、ついついガッツリ&高カロリーのものを食べる生活も×。カロリーより栄養バランスを考えた食事が健康にもダイエットにも重要です。例えば、うなぎや焼肉を食べる場合は野菜や副菜もプラスし、多くの栄養を摂取できるように工夫しましょう。
また、夏は喉ごしのよい冷たい麺類を食べることも多いと思いますが、その際は麺類だけを食べるような偏った食事にならないよう、同時にたくさんの食材を取り入れるように心がけることが大切です。
夏太り解消法 ~睡眠編~
熱帯夜で寝苦しく睡眠不足が続く……という状況も夏太りの原因となります。 なんと、睡眠時間が5時間未満の人は、5時間以上寝ている人に比べ約1.4倍も肥満になりやすいという研究結果が出ているのです。夜は睡眠で活動量が低下し、エネルギーの燃焼も少なくなるので、脂肪がつきやすくなるもの。さらに、暑さによる睡眠不足が続くと自律神経のバランスが崩れるほか、脂肪や栄養分を分解する成長ホルモンが分泌されにくくなるので基礎代謝が低下し、太りやすくなるのです。
そこで、暑い夏でもぐっすり眠る為のポイントは、就寝前と就寝後の体温の落差を作ることです。 そのためには、手と足から体温を効率よく放出するのがカギ!
例えば、寝る前に手&足の両方でグーパーを繰り返したり、扇風機で足元に風を当てるようにして眠るのも効果的です。また、枕や布団、パジャマを通気性のよいものに変えるのもよいでしょう。
夏太りの予防は、熱中症や夏バテ予防にも役立ちます。夏太りを予防しながら夏バテも防ぎ、健康的に夏を乗り切っていきましょう。
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