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食べ過ぎると薄毛に⁉ 注意食材3選
薄毛に注意したい食材
先日、ある薄毛男性からこんな質問が寄せられました。
「トウガラシ関係と豆腐類をきちんと食べていれば、他は何を食べてもいいのでしょうか?」
答えはもちろん「YES」。薄毛に悩んでいるとはいえ、トウガラシと豆腐だけしか食べないわけにはいかないですよね。ご飯に魚、肉、野菜……バランスのいい食事を心がけることは大切です。
ただし、食べ過ぎてしまうと胃の知覚神経が麻痺して、IGF-Iが減少してしまう食材には注意してほしいのです。具体的には、次のようなメニューです。
1.甘いもの(和菓子、洋菓子ほか糖類を多く含む食べ物)
トウガラシなど辛い食べ物をたくさん食べた後、「それほど量を食べたわけではないのに満腹になった」経験がある人はいませんか? 身体が「体内に痛みを引き起こすような危険な物質(=トウガラシ)が入ってきた」と勘違いし、食欲を落とすように脳が指令を出すことが原因です。しかし、その後に糖類を摂取すると、胃の知覚神経が麻痺して満腹感がやわらぎます。いわゆる「甘いものは別腹」状態になり、満腹感はあるのに甘いものならそれなりに食べることができるわけです。こちらも経験者は多いかもしれませんね。
食欲に任せて食べてしまうと、ますます知覚神経が麻痺してIGF-Iが減少してしまいます。ついには、せっかく食べていたトウガラシや豆腐の働きも台無しに……。近頃「スイーツ男子」なる男性も登場しているようです。しかし、薄毛に悩んでいたり、抜け毛が気になってきた男性は、スイーツを食べ過ぎないように注意しましょう。
2.塩分の多いメニュー(ラーメン、ファストフードなど)
ラーメンに含まれる多くの塩分がIGF-I分泌を阻止する
例えば、
- ラーメン 5~6g
- ハンバーガー&ポテト 2.5~3g(「ビッグ」「メガ」サイズなら倍増する場合も)
- コンビニ弁当 3~5g
- 牛丼 3~4g
塩分の摂り過ぎは、前述した甘いものの多食同様に胃の知覚神経を過剰に刺激し、働きを低下させてしまうので、IGF-Iの減少を招く恐れがあります。したがって、薄毛男性が食べ過ぎると、抜け毛・薄毛対策に悪影響を及ぼすことも考えられます。
塩分を排泄させる効果が高いカリウムを多く含む野菜、果物を食べる、あるいは野菜・果物ジュースを飲めばいいのでは? ともいわれますが、仮に最終的にある程度は体外に排泄できたとしても、多くの塩分が胃の知覚神経を麻痺させることには変わりありません。
ラーメン、ファストフードの食べ過ぎにはくれぐれもご注意ください。
冷たい飲み物・食べ物全般(冷たいソフトドリ ンク、かき氷、アイス)
夏場に美味しいかき氷ですが、薄毛が気になるならほどほどに
夏が近づき、暑さが増してくるこの頃、特に恋しくなるかき氷、アイスクリームなどの冷たいものは胃の知覚神経に悪い影響を与える……? そのとおり。摂り過ぎは禁物です。そのメカニズムは、甘いもの、塩分過多の食べ物を摂り過ぎたときと同じ。冷たい飲み物や食べ物は、胃の知覚神経を麻痺させ、IGF-Iの減少を招きます。
また、冷たいものの摂り過ぎは満腹感を感じにくくすることが多く、つい食べ過ぎてしまうことも。カロリー過多がメタボ、生活習慣病の原因になるかもしれません。
なお、同じ冷たいものでも、炭酸水やビールは炭酸やホップが胃の知覚神経を刺激するので、むしろ育毛には効果的といえます。ただし、量はほどほどに。飲み過ぎは育毛、発毛を妨げる場合があります。
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IGF-Iは唾液腺でつくられ、唾液腺の機能を活性化して、唾液の分泌を促す性質があります。唾液は味覚の刺激、咀嚼などによって口内に分泌され、胃に入ります。すると唾液は、胃の知覚神経を刺激して満腹感を感じさせると同時に、全身のIGF-Iを増やすという大切な働きをしてくれるのです。しかし、早食いの人は味覚の刺激や咀嚼回数が少ないため、唾液の分泌量も減ってしまいます。つまり、胃の知覚神経を十分に刺激できなくなってしまうため、全身のIGF-Iも増えにくくなる危険が生じます。
できるだけゆっくり噛む回数も増やすのが、抜け毛・薄毛予防、育毛・発毛促進には効果的というわけです。「30回噛むのが理想的」などといわれますが、現実問題として会社関係者や友人、恋人と食事を楽しんでいるときに、口に入れたものをいちいち30回も噛むのは難しいかもしれません。そんな場合、「事前にガムを噛む」「トウガラシなど辛いものから食べる」といった方法が唾液を増やすのに有効です。お試しください。
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