グルメ・各国料理(海外)/海外グルメ基本情報

グルメで選ぶ! 子連れにおすすめ海外旅行先(3ページ目)

旅行の大きな楽しみのひとつであるはずのグルメが、子連れではネックになることも。食の観点から子連れにおすすめできる海外旅行先を紹介します。

古屋 江美子

執筆者:古屋 江美子

旅行ガイド

韓国料理は辛くて子どもにはNG?

韓国

焼肉や鍋など熱いものが多いので、小さな子が手を出さないよう注意

最近は子連れの旅先としてポピュラーになりつつあるソウルですが、食事の心配をする人も多いでしょう。ですが、結論からいえば大丈夫!

辛いイメージが強い韓国料理ですが、たとえばキムチは無料で出てくる付け合せなので、食べなれければよいだけのこと。焼肉のタレや辛味噌も別で用意されるので、子どもが使わないようにすればOK。辛くない料理も多く、鶏のお腹にモチ米などをいれて煮込んだ「サムゲタン」、牛のスープ「ソルロンタン」、韓国式うどん「カルグクス」などが人気。シーズンは限られますが、渡り蟹の醤油漬け「カンジャンケジャン」なども子どもが喜ぶ味でしょう。

韓国は専門店が多いので、大人はコレ、子どもはコレとメニューを分けるのが難しく、ある程度制限が出てくることもあります。たとえば、鶏一羽を使った鍋料理「タッカンマリ」なら、子ども分を取り分けてから大人用に辛く味付けするなど工夫を。また、焼肉の鉄板、テンジャンチゲの容器などは非常に熱く、鍋系もガスコンロの火が危険。赤ちゃん連れならかなり注意が必要です。

 

アジアリゾート、エスニック料理は大丈夫?

バリ

ウェルカムフルーツのあるホテルも多い

タイのプーケット、インドネシアのバリなどは、子連れにも人気のアジアリゾートですが、食事にはちょっと注意が必要。タイ料理は全体的に辛く、小さな子どもは食べられないものも多いです。インドネシア料理はタイ料理ほどではないものの、サンバルなどの調味料やスパイスが使われ、辛めの味付けもあるので注意。ミーゴレンやナシゴレンの辛さは店によってだいぶ差があります。ただ、こうしたリゾートには西洋人も多く、ローカルフード以外にもインターナショナル料理やシーフード、和食など幅広いジャンルのレストランがあるので安心。トロピカルフルーツも豊富です。

 

欧米はやっぱり子連れの食事が大変?

ローマ

観光地であれば子連れの姿も見かける。写真はローマの夜

アジアに比べると、子連れでレストランで食事をするのが大変な欧米。アジアの国々が総じて子どもに寛容なのにくらべて、マナーやしつけにきびしい人が多いといえるでしょう。ただ、ひとくちに欧米といっても国によってだいぶ差がありますし、子連れへの目線のきびしさは東京も負けていませんが。

ランチならそれなりに選択肢もありますが、ディナータイムとなると、ぐっとハードルが上がります。そもそも、ヨーロッパでは夜のオープンが20時や21時というレストランも少なくありませんから、時間的にも難しいですね。比較的入りやすいアジア系の店を利用したり、惣菜屋やテイクアウトをうまく活用するのも一案。場合によってはキッチン付きのアパートホテルを選んだほうが快適に過ごせるかもしれません。

ちなみに、ケアンズやゴールドコーストが人気のオーストラリアは基本的にほとんどのレストランが子連れOK。ケアンズはオープンエアの店も多く、開放的なムードが子連れにも気楽です。


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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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