神戸市東灘区の東南部、芦屋市にもほど近い「青木」「深江」両駅周辺の「まちづくり協定」エリアをご紹介します。
阪神「青木」駅
青木南地区まちづくり協定住所:神戸市東灘区青木1丁目の一部、2丁目、3丁目
阪急「岡本」駅、JR「摂津本山」駅と南北(正確には北北西~南南東)に一直線に並ぶのですが、岡本/摂津本山とはかなり距離があり(摂津本山まで約1km)、「岡本地区まちづくり協定」エリアの雰囲気とは全く異なります。
「まちづくり協定」エリアは、阪神本線「青木(おおぎ)」駅から南方へ向かい、国道43号線わたって南側にある臨海ゾーンの準工業地域まで含むエリアです。
「青木南地区まちづくり協定」エリア最寄駅「青木」駅。顔がない。
現在阪神「芦屋」~「住吉」駅間は立体交差工事中
「まちづくり協定」エリアは、区画が広くさっぱりした感じ。
生活感のある風景も多く見られる
大規模なマンションが建ち並ぶ一角
「あおき」ではなく「おおぎ」と読みます
阪神「深江」駅
深江地区まちづくり協定住所:神戸市東灘区本庄町1~3丁目の一部、深江北町1~5丁目、深江本町1~4丁目、深江南町1~4丁目、深江浜町の一部。
阪神本線の駅では東灘区最東端の駅で東へものの10分も歩けば芦屋市になります。43号線をわたって南に行くとすぐに海が見えます。駅から南へ向かい橋を渡って人工島へいけば神戸市中央卸売り市場があります。
「深江」駅北側の様子。商業店舗が賑やかに並ぶ。
幹線沿いにはマンションがずらり。住宅ストックが豊富にある。
国道43号線以南は対利用な土地が多い
深江に限らず、国道43号線以南には思いのほか住宅が多い。
以上が神戸市東灘区阪神沿線の「まちづくり協定のある街並」。で、残る駅はといえば阪神本線「魚崎」駅。この「魚崎」駅は「まちづくり協定」こそありませんが魚崎郷地区景観形成市民協定があり、実質的には東灘区の阪神沿線界隈は何かしら「まちづくりのルール」別途定められているという事になります。
「まちづくり協定」の街並をみてもわかるように、「まちづくり協定」のある街並が他エリアと比較し取り立ててユニークな街並というわけではありません。どちらかといえば、ごく普通の街並。「まちづくり」というのは、今まであった街並を壊すことなく守っていくための「まちまもり」と読み替えても良さそうです。
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