年末年始・正月の食べ過ぎをリセット
食べ過ぎてしまう機会が多い年末。それに伴い体重が増えるのは毎年の恒例行事のようなもの!なんて開き直らないために、今回は年末年始太りをなかったことにするリセット生活術をいくつかご紹介しましょう。
高い効果を狙いたいなら、リセット生活を始めるのは早ければ早いのほど◎。さっそく実践していってくださいね!
年末年始太りリセット術の基本(食生活)
食べないダイエットはNGです。
増えた体重や見た目の丸みにショックを受け、過度な食事制限をしがちですが、それではリバウンドしやすく、また、筋力も低下することで痩せにくい体質をつくってしまうことになります。
そこで、以下で紹介する食生活を最低でも2日以上、一週間程度続けてみてください。
食事のリセット術としてオススメなのが、お粥や雑炊といった消化の良い炭水化物と、筋力維持に欠かせないたんぱく質(豆腐などの植物性)を中心としたメニューにすることです。水分を多く含むお粥や雑炊にすることで、お米の量を通常の半分以下に抑えることができるうえ、満足感もあるのが嬉しいところです。
また、年末年始に溜め込んでしまった腸内の余分な脂質を落とすため、食物繊維を積極的に摂るのも良い方法です。ただし、サラダを食べる際はマヨネーズやクリーム系のドレッシングではなく、ポン酢や塩、ノンオイルドレッシングでカロリーを抑えましょう。サラダが苦手な方は、野菜に果物を少しプラスしてつくる生ジュースも食物繊維が豊富なのでデトックスに役立ちます。
こまめな水分補給も大切
さらに水分補給もこまめに行いましょう。空腹感を和らげるのはもちろんのこと、排泄や代謝も促してくれます。水はできるだけ常温で、お茶(ウーロン茶やプーアール茶など)を飲む場合は、温かくすると年末年始の疲れた胃腸を休ませることができます。
年末年始太りは基本的に食べ過ぎて太ってしまったものなので、以上のように少し食べる量を控えたり、食べる内容を意識するだけでOK。お休み気分でいつまでも食べ過ぎることのないよう、早めに手を打つことが肝心です!
食べ過ぎた翌日に行う食事リセット術
「前の晩の夕食をたくさん食べてしまったな」と感じたらレベル1の食事リセット術、「食事会などが重なった」という場合はレベル2の食事リセット術というように、食べすぎの度合いによって食事内容をコントロールしていきましょう。■レベル1
朝食は青汁と少量のフルーツ。昼食はいつもより少なめに、炭水化物やたんぱく質も控えめに摂ります(通常の半分程度の炭水化物、脂の少ないお肉や魚or大豆製品など)。夜はスープ&サラダで軽く済ませます。
■レベル2
肉・魚などのたんぱく質や、いも類抜きの野菜スープを3食食べ続けます。野菜はできるだけ種類を多くし、大きめに切って満足感を出すのがポイント。味噌汁でもOKです。
年末年始太りリセット術(運動)
特にお正月は自宅でゴロゴロしてしまうもの。そこで、いつもよりちょっと運動を増やしてみましょう。たとえば、通勤の際にいつもより手前のバス停&駅で降りて歩く距離を増やすとか、階段を使う、早足で歩くことを心がけることだけで違ってきます。 また、休みの日には自転車で出かけたり、軽いジョギングやウォーキングを取り入れて脂肪燃焼を促しましょう。
さらに運動量を増やして代謝をあげたい場合は、以下のエクササイズがオススメです。場所もとらず、家の中で1分ほどでできるエクササイズなので、ぜひ試してみてください。
1 写真のように、肩の下に手を置き、頭からかかとまで一直線になった所がスタートポジション。
年末年始太りリセット術(高温反復浴)
高温反復浴が脂肪燃焼に効果的!
美容&ダイエットに効果的な入浴ですが、心拍数を少し上げることで脂肪燃焼を促し、ダイエット効果を高めたいのであれば高温反復浴がオススメです。
体脂肪の分解に一番効果的といわれている温度が42度なので、少し熱めのお湯を用意し、全身浴(首から下まで)で3分→5分の休憩(頭か体を洗う)→また3分全身浴→5分の休憩(頭か体を洗う)→3分全身浴を繰り返します。*入浴前後はしっかり水分補給を行いましょう
高温反復浴は10分間で約80kcalの消費カロリーがあり、これは10分間のジョギングや20分間のウォーキングと同じぐらいの消費カロリーに匹敵するのでお得です!
さらに余裕があれば、入浴中にマッサージをプラスするとリンパの流れが良くなることで老廃物の排出がスムーズになり、脂肪燃焼効果をさらに高めてくれます。お腹なら「の」の字を描くように、また、リンパ節のある脇の下、脚の付け根、膝の裏をマッサージするだけでも◎です。
年末年始の食べ過ぎで太ってしまっても、早めのケアができていれば、ダイエットを順調に進めることができるでしょう。
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