高級マンション／高級マンション選び

こんなに違う、「高級マンション」建物の内側(7ページ目)

マンションは完成するとそれなりに迫力がある。模型やパースで見るよりも、たいていは実物のほうが見栄えがするものだ。とはいえ、すべてが「予想以上」というわけでもない。実際に住みはじめると、まったく意識してなかったところにも気付かされることが多々ある。たとえば高級マンションの内廊下。いつも往復するところだけにストレスは禁物なのだが、これが物件によって雰囲気がかなり違う。見比べてみよう。

更新日：2011年12月01日

執筆者：坂根康裕

高級マンションガイド

表参道ヒルズゼルコバテラス

最後は番外編として開放廊下の例を紹介したい。高級賃貸マンション、安藤忠雄設計の「表参道ヒルズゼルコバテラス」である。室外機は柵（右下）のなか。玉砂利洗出しの床下にパイプを通してある。廊下幅だけを見ると決して広くはないが、屋上庭園の緑とその向こうに広がる神宮前の住宅街が都心とは思えない開放感を与えてくれる。