ヨガの聖地Rishikeshとは?
Rishikesh(リシュケーシュ)は、デリーから直通バスで約7時間ほどに位置するヒンドゥーの聖地として寺院も多く、修業者であるサードゥーの姿もよくみられます。また、「ヨガのふるさと」として、国際的にも有名なので、多くの外国人がヨガを学ぶために長期間アシューラムと呼ばれるヨガ道場に滞在しています。(この他にも列車でデリーからハリドワールまで行き、そこから公営のバスに乗ってリシュケーシュに行く、一般的な行き方もあり)リシュケーシュは、鉄道、バスがある市街地、ここからガンジス河を3キロほど行ったラーム・ジューラー橋周辺のエリアと、さらに2キロほど上流にあるラクシュマン・ジューラー橋があるエリアの3つに分かれます。
市街地に滞在すると移動は楽ですが、交通量が想像以上で車のフォーンの音に慣れるのが大変かもしれません。とは言え、ラーム・ジューラー橋付近もリクシャ(3輪バイク)や車の交通量が多いですが、市街地に比べれば静かに思えてきます。
そして、この周辺に有名なアーシュラム(修業道場)である、YogaNiketan(ヨーガニケタン)やSivananda Ashram(シヴァーナンダ・アーシュラム)があります。ちなみに、リシュケーシュは聖地であるため、食堂、レストラン、ホテルなど肉類、アルコールはありません。町全体がべジタリアンなのです。
ヨーガニケタン・アシュラムでの生活
今回ガイドが滞在したのは、ヨーガニケタンのゲストハウス。ヨーガニケタンは、日本にもお教室があり、多くの生徒さんが通っているので、比較的日本から滞在している人が多いようなので、初アーシュラムデビューにはオススメです。滞在日数が、15日未満の場合は、アーシュラムから道を挟んだゲストハウスに泊まり、そこから通います。到着前はどんな凄い所だろ……と多少の不安もありましたが、簡素ではありますが、清潔感にあふれる内装に内心ホッとしました。
こじんまりとしたホテルのような外観のゲストハウス
裏庭から出れば、そこは聖なるガンガー。 裏からの外観はまるで、リゾートホテルのよう?
ツインがメインになります。毛布、バスタオルも用意されています
バス・トイレも水洗、お湯が出る、トップレベル並みの設備です。水周りで不便さは感じられません。
こんなアメニティーグッズも用意されているので、 忘れ物をしても大抵は間に合います。
一方、15日以上希望の人は、アーシュラム内のドミトリーに滞在できます。食事は3食込みで1日450ルピー(2012年11月時レートで約900円)と格安なお値段です。また、誰でもヨガ、瞑想、勉強会や図書館など自由に参加、使用することが出来ます。
静かで、美しいアーシュラム内。多くの外国人が長期滞在しています。
こちらは、15日以上滞在用のアシュラム内の1部屋
こちらも同じく水洗・お湯が出来ます。
また、1日の主なスケジュールは、下記の通り決まっています。
◆5:00-6:00瞑想
◆6:30-7:30 モーニングヨガ
◆8:15朝食
◆12:00昼食
◆15:15レクチャー(ヨガとは何か?などQ&A方式でディスカッション)
◆16:00イブニングティー
◆16:30-17:30イブニングヨガ
◆19:45夕食
次ページでは「1日のスケジュール」を、より詳しく紹介します。