ルアン・パバンへの道
ワット・シェントーン内部。中央の黄金の仏像が本尊。アジアの仏像は一般的に金色で、昔は日本の仏像も同様だった ©牧哲雄
ワット・ウィスンナラートの黄金の本尊 ©牧哲雄
ルアン・パバンはビエンチャンから直線距離で300km弱の位置にあり、国内線やバスで訪れることができる。バスの場合、道中とても美しい山岳風景を見ることができるが、道が折れ曲がっているので8~10時間ほどかかる。ナイトバスも存在する。
欧米の旅行者に人気が高い景勝地バンビエンのダイナミックな景色
■周辺の世界遺産
ラオスのもうひとつの世界遺産「チャムパーサック県の文化的景観にあるワット・プーと関連古代遺産群」は少々遠いので、ルアン・パバンからパクセまで国内線で飛ぶと簡単だ。パクセからワット・プーのあるチャムパーサックまでバスで1時間程度。
タイやカンボジアを経由するなら「古都アユタヤ」や「古代都市スコータイと周辺の古代都市群」「アンコール」のいずれかは見ておきたい。歴史的に関係の深い世界遺産なので、単独で訪れるより数倍楽しめるはずだ。
ルアン・パバンのベストシーズン
王宮博物館のパバン仏安置堂。ここに収められた黄金の立像・パバン仏は、スリランカからアンコールを経て伝わったといわれる ©牧哲雄
雨季は5~10月で、特に7~8月は日本の梅雨や秋以上に雨が降る。一方11~4月の乾季は日本の冬以上に晴れの日が続く。一般的に東南アジアはモンスーンの影響で夏に雨季を迎えるので、冬がベストシーズンといわれている。
世界遺産基本データ&リンク
ワット・シェントーンの祠堂。壁は美しい彫刻で覆われている ©牧哲雄
こちらはワット・マイの本尊 ©牧哲雄
Town of Luang Prabang
国名:ラオス人民民主共和国
登録年と登録基準:1995年、文化遺産(ii)(iv)(v)
【関連記事&サイト】
- ワット・プー/ラオス
- 古都アユタヤ/タイ(同時代の文化)
- アンコール/カンボジア(同時代の文化)
- 未来の世界遺産2 バガン(同時代の文化)
- ラオス情報文化観光省(日本語公式サイト)