3種のスイートロールレシピ……イギリス生まれのパンは紅茶と!
食べたことはないのですが、イギリスに「チェルシーバンズ」というパンがあります。ドライフルーツを巻き込んだパンを、型に並べて四角く焼いたものです。見た目もかわいいのですが、フィリングの違うものが一度に焼けたらもっと楽しいのではと思い、この3種のスイートロールを作りました。
今回のフィリングは、沖縄好きの友人がお土産にくれた「黒糖しょうがぱうだー」と、フランスのスーパーで買ったチューブ入りのマロンペースト、そしてドライクランベリーを練り合わせたクリームチーズです。しょうが黒糖はグラニュー糖でもいいし、シナモンシュガーでもOK。クリームチーズにはお好きなドライフルーツを練り合わせてもいいと思います。それぞれの甘いフィリングを味わってほしいので、お供には無糖の紅茶がおすすめです。
今回のフィリングは、沖縄好きの友人がお土産にくれた「黒糖しょうがぱうだー」と、フランスのスーパーで買ったチューブ入りのマロンペースト、そしてドライクランベリーを練り合わせたクリームチーズです。しょうが黒糖はグラニュー糖でもいいし、シナモンシュガーでもOK。クリームチーズにはお好きなドライフルーツを練り合わせてもいいと思います。それぞれの甘いフィリングを味わってほしいので、お供には無糖の紅茶がおすすめです。
スイートロールの材料(9個分)
スイートロールの作り方・手順
3種のスイートロール
1:生地の一次発酵まで終える。
「あっさりブリオッシュ」の手順1~22を参照して、生地の一次発酵まで終える。生地を打ち粉した台に取り出し、表面にも粉をふる。
2:麺棒を使って、25×30センチ程度の長方形に伸ばす。
麺棒を使って、25×30センチ程度の長方形に伸ばす。伸ばすときは、生地を90度に回したり、裏返したりして、麺棒を数回かけて伸ばす。力を込めて無理に生地を伸ばさないように。
3:長方形に整える。
生地の4隅を軽く引っ張り、長方形に整える。
4:中に巻き込むのはマロンペースト、しょうがパウダー入り黒糖。
今回、中に巻き込むのはチューブに入ったマロンペーストと、しょうがパウダー入りの黒糖。
5:包丁で3等分に切る。
生地を横長に置いて、粉をまぶしたカードまたは包丁で3等分に切る。
6:3種類のフィリングを塗る。
それぞれに、3種類のフィリングを塗る。クリームチーズはやわらかく練り、ふやかしたドライクランベリーを混ぜ込む。黒糖とくるみは、溶かしバターを生地に塗ってから、全体にふる。マロンペーストはそのまま。
7:フィリングの分量はお好みで。
フィリングの分量はお好みで。くるみを増やしたり、クランベリーの量をふやしてもよい。
8:指先で軽く押し接着する。
手前を小さくひと折りし、指先で軽く押し接着する。
生地がベタつく場合は、再び生地の下に粉をふるとよい。9:くるくる巻いていく。
最初のひと折りを芯にして、くるくる巻いていく。粉をまぶしたカードに生地を支えにすると、巻きやすい。
10:巻き終わりをつまみとめる。
巻き終わりをきっちりつまみとめる。
11:それぞれの生地を3等分にする。
カードに粉をまぶし、それぞれの生地を3等分にする。
12:オーブンの天板に3個ずつ9個並べる。
オーブンシートを敷いたロールケーキの型(26×26センチ)、またはオーブンの天板に3個ずつ9個、生地同士が少しくっつくように並べる。
オーブンの天板が大きい場合は、生地量を「あっさりブリオッシュ」と同じ、300gにするとよい。13:最終発酵させる。
水にぬらして、固く絞ったフキンをかけ、最終発酵させる。オーブンに発酵機能があるなら30℃で約40分。25℃~30℃の室内なら、40分~1時間、生地がひとまわり大きくなるまでおく。
14:180~190℃に温めたオーブンで、15~20分焼く。
180~190℃(ガスオーブンなら低めに)に温めたオーブンで、15~20分、裏側にも焼き色がつくまで焼く。
焼く前に表面に卵白を塗ると、ツヤよく焼き上がる。ガイドのワンポイントアドバイス
イギリス生まれのパンですから、やっぱり紅茶と一緒に食べるのが気分。濃いめに入れた紅茶をストレート、またはミルクを入れて、どうぞ。(パン制作/松野玲子 スタイリング・撮影/野口英世)
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。