食物繊維もカルシウムも! 好みのチーズで味にバリエーション
パンが好きとはいえ、炭水化物ばかりとっているとちょっと罪悪感。食物繊維が豊富な食材を加えれば、罪悪感も薄らぐのでは? ということで、パンをたくさん食べてもいいと思える苦肉の策から生まれたレシピです。
まずは、サラダやリゾットに入れることもある枝豆。見た目に鮮やかだし、食物繊維も豊富。それならパンに入れてもいいじゃない! そして、味はないけれど、食物繊維たっぷりの海藻といえばひじき。さらに、チーズも入れてたんぱく質もプラスしました。
具をつぶさないようにパン生地に混ぜる方法は、松戸の大人気パン屋さん「Zopf」の伊原靖友シェフに習った方法を取り入れました。「ツオップ伊原シェフに教わる ぜったいに失敗しないパンづくり」(柴田書店)も合わせて、ご覧下さい!
まずは、サラダやリゾットに入れることもある枝豆。見た目に鮮やかだし、食物繊維も豊富。それならパンに入れてもいいじゃない! そして、味はないけれど、食物繊維たっぷりの海藻といえばひじき。さらに、チーズも入れてたんぱく質もプラスしました。
具をつぶさないようにパン生地に混ぜる方法は、松戸の大人気パン屋さん「Zopf」の伊原靖友シェフに習った方法を取り入れました。「ツオップ伊原シェフに教わる ぜったいに失敗しないパンづくり」(柴田書店)も合わせて、ご覧下さい!
枝豆ひじきパンの材料(丸型8個、スティック6本分)
枝豆ひじきパンの作り方・手順
枝豆ひじきパン
1:
枝豆はさやから取り出す。チーズは1cm角ほどに切る。ひじきは分量の水のうち、小さじ1ほどをふってもどしておく。ひじきがもどったら、枝豆、チーズと混ぜ合わせる。
2:
フランスパン専用粉、ブラックペッパー、塩、砂糖をボウルに入れ、ホイッパーでよく混ぜておく。
3:
水にインスタントドライイーストを振り入れ、20秒ほどおいてから、よく混ぜ溶かす。
4:
2の粉類に3の水を加えて、ざっくり混ぜる。
5:
さらにオリーブオイルを加え、粉けがなくなるまで混ぜる。
6:
生地をひとまとめにし、台に取り出す。
7:
手のひらのつけ根を生地にあて、向こうへと押し出す。
8:
向こうまで引き伸ばしたら、手前に折る。最初は生地がベタつくので、カードで台からそっとはがして、折り返すとよい。これを繰り返す。
9:
押して、手前に折って、を10分ほど繰り返しすと、なめらかな生地なる。
10:
なめらかになった生地をカードで4等分する。
11:
4等分にした生地のひとつを手のひらで平らにし、1の1/3量をのせる。もうひとつの生地も平らにし、上に重ねる。
これは、大人気パン屋「Zopf」の伊原靖友シェフに習った方法です。12:
さらに、1の1/3量をのせて、平らにした生地を重ねて、パン生地と具材を7層にする。
13:
重なったら、軽く手のひらで押してなじませ、カードで半分に切る。
14:
2等分した生地を重ね、なじませるように手のひらで押す。
15:
14をボウルに入れ、水にぬらして固く絞った布巾をかぶせ、28℃くらいの室温で50分、オーブンの発酵機能を利用するなら、30℃に設定して40分ほど一次発酵させる。
16:
生地を指先でさわって、ふんわりとやわらかく、弾力がなくなっていれば、一次発酵は終了。
17:
生地を台に取り出す。
18:
生地をカードでまず2等分にする。半分はさらに8等分に、もう半分は6等分にする。できればスケールで重量をはかり、大きさをそろえる。
19:
生地を手のひらで平らにし、周囲から生地を中心に集めてつまみとめ、丸める。
20:
丸めた生地を台に並べ、水にぬらして固く絞った布巾をかぶせ、そのまま15分おく(ベンチタイム)。
21:
8等分にした生地は、もう一度、手のひらで軽く平らにし、19と同じように丸める。6等分の生地はスティック状に成形する。まず、手のひらで軽く平らにする。
22:
上から1/3折り、下からも1/3折る。
23:
さらに2つ折りし、とじ目をしっかりつまみとめる。
24:
転がして、スティック状に形を整える。
25:
天板に並べて、水にぬらして固く絞った布巾をかぶせ、28℃くらいの室温で40分、オーブンの発酵機能を利用するなら、30℃に設定して30分ほど最終発酵させる。
26:
生地を指先でさわって、ふんわりとやわらかく、弾力がなくなっていれば発酵終了。
27:
180℃に温めたオーブンで15分、表面に焼き色がつくまで焼く。
28:
断面はこのようなかんじに。
ガイドのワンポイントアドバイス
お昼ごはんや小腹のすく夕方に気軽に食べてほしいパンです。ヘルシーパンがコンセプトだから、合わせるのはトマトジュース、牛乳、豆乳、ガスパチョなどがいいかもしれません。(パン制作/松野玲子 スタイリング・撮影/野口英世)
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。