足元にも気を抜かない吉田スーツのオーダーシューズ(3ページ目)

上昇志向をサポートする、魅惑の上級ライン！

「花」をベースに、履き心地を左右するソール・ヒールに人気の高いオプションを予め盛り込み、1ランク上のスペックに仕上げたのが「月」ラインです。具体的には以下の仕様が最初から組み込まれます。
・ハーフミッドソール： いわゆる「スペードソール」。土踏まず部より前をダブルソール仕様としたものです。
・Wシャンク： 靴の屋台骨であるシャンクが二重に補強されることで、歩行時の安定性が増すだけでなく、ソールの立体感が強調される仕上がりになります。
・ソールの溝伏せ縫い＆半カラス仕上げ： 「花」のソールは出し縫いの糸がその表面に出て、色も単色で仕上げられますが、「月」ではより見栄えの良い仕様となります。
・ヒールの吟積上げ＆楔化粧： 「花」よりグレードアップした素材を用いることで、見栄えのみならず耐久性も向上します。
・コバの後目付け： 意外と目が行く靴の輪郭「コバ」。ここに施される模様＝目付けを一つ一つ手で仕上げることで、靴の表情がより凛々しく引き締まります。10万円以上の高価な既製靴でもなかなか見ることができない、貴重なディテールです。

そして最高グレードの「雪」ラインでは、底付けが足への密着度が格段に優れたハンドソーン・ウェルテッド製法、いわゆる「九分仕立て」にグレードアップされます。アッパーに用いる革も、コードヴァンやフランス・アノネイ社のカーフ等の高級素材からの選択が可能になり、つまりインポートの既製紳士靴を何足も履かれて来た方をも唸らせる内容になる訳です。この内容でこちらは8万円以下からオーダー可能なのですから、イギリスやイタリアの靴を履き続けていても「何かが合っていないんだよなぁ……」と不満を持たれていらっしゃる方には、有力な対抗馬になること確実です。 ちなみに「花」ラインでのオーダーだけどアッパーには「雪」標準のコードヴァンを使いたい、なんていうアラカルト的なオプション設定も可能ですので、興味ある方はご相談なされて下さい。受注を始めてさほどたっていないものの、吉田スーツのオーダーシューズはこれまでスーツをオーダーしていただけた方を中心に、早くもリピーターが何名も出ているとのことで、これも解り易いコース設定と店主の吉田さん、そしてスタッフの島田さんの丁寧な接客の賜物でしょう。なお、人気No.1のホールカットプレーントウの鳩目位置を外踝側に移したホールカットサイドレースアップシューズが、スーツやジャケットと同様にこのお店のオリジナルモデルとして間もなく登場します。ネーミングの上手さで定評のある同店、さてさてこれはどんな名前にするのでしょう？ 今から楽しみです！


【商品情報】
吉田スーツ パターンオーダーシューズ
「花」： 3万6750円から
「月」： 5万400円から
「雪」： 7万8750円から

【SHOP DATA】
吉田スーツ
住： 東京都国分寺市南町3-11-2
地図： Yahoo!地図情報
TEL： 042-323-8383
HP：吉田スーツ bespoke style
営：12:00～19:00
休：月・火。ただし2011年8月15日(月)より8月23日(火)までは夏季休業

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