今まで、リーダーシップやマネジメントには、「指示命令」「強いリーダー」「頼もしいリーダー」という形容詞がついていました。実際のところ、人をぐいぐいとひっぱっていく人材が有能で優秀なリーダーとされてきました。しかし、早いスピードで仕事の環境が変わるこの時代のリーダーシップに必要なのは、ひとりだけの牽引力だけではなく、ひとり一人の力を発揮させ、組織全体のパフォーマンスを上げる力です。

人脈作りも、人の力を発揮させることを目的とすると、築き方も少し違ってきます。社内は人材の宝庫ですが、その資源に効率よく、効果的にアクセスするために、戦略的な社内のネットワーク作りが要です。そこで、「組織力を強化するための社内ネットワーク作り」のヒントをお伝えします。

いつも仕事を一緒にしない人を見つける

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ネットワークを使ってネットワークを強化する

いつも仕事を共にしている人は、それだけでお互いに学んだりする機会があるものです。しかし、ネットワークを構築する目的は、いつも関わっている人から一歩枠を広げることです。それをすることで、社内のみならず、社外との絆も深めることができます。ですから、通常の業務の範囲では得ることができない情報や人材につなげてくれる人がいいでしょう。
  • 自分が担当しない領域の仕事をしている人
  • 自分とは違う社外ネットワークを築いている人
  • 自分にない知識やスキルがある人
 

多様な背景や能力を持った人を見つける

TwitterやFacebookでは、何人のフォロワーを持っているかがひとつのステータスになっています。人数を増やすことは影響力を増す意味では有効ですが、社内ネットワークの場合は、人数をやみくもに増やすことよりも様々な背景、違う能力を持った人たちなど、多様性を持ったネットワークを作ることです。
  • 自分との年齢層が違う人
  • 自分と専門性が違う人
  • 自分と職務が違う人 

関係は適度にゆるく持つ

ネットワーキングをすることに熱心なあまり、必要以上の労力をかけて通常業務に支障をきたしたら意味はありません。また、あなたが困ったときにすぐに助けてくれるのは、常に一緒に仕事をしている人たちです。ここでのネットワーキングのコツは、関係性をゆるく、そして長く保つことです。1ヶ月に1、2度程度のメールでの近況報告や声かけで十分です。

  • 最近どんなことが起こっているか
  • 関心ごとは何か
  • どんな新しい動きがあるか