好立地の建て替え予備軍マンションはねらい目!?
都心の好立地にあるヴィンテージマンションは、そもそも資産性が高いといわれている。が、だからといって築年数の経過をまったくみない(評価減されない)わけはなく、かつそれが耐震強度を満たしていないとすれば、それ相当の目減りも生じるだろう。したがって建て替えが実現した暁には、本来得られるはずの立地評価に加え、新築としての商品価値が上乗せされるため、評価額のアップが期待できるかもしれない。もちろん個別の事情や分譲時の景況にもよるが。
よって、建て替え予定のヴィンテージマンションを購入しキャピタルゲインを得る、そんな算段が机上では成り立つ。実際にチャレンジしてうまくいった話しは聞いたことがないし、建て替え計画には紆余曲折がつきものなので、もちろんお勧めなどしない。確実に建て替えが決まってからであればよいのだろうが、すでにそのときは建て替え後の評価に近付きつつあるだろう。
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