北京/北京の観光・世界遺産

北京の博物館(3ページ目)

北京には故宮や万里の長城など世界遺産や歴史遺産が星の数ほど存在するので、なかなか博物館まで目がいかないのですが、実は、北京はロンドンに次ぐ博物館数を誇る文化芸術都市なのです! このページでは北京の博物館に関する基本情報、おすすめの博物館を一挙ご紹介です!

鈴木 晶子

執筆者:鈴木 晶子

中国ガイド

専門博物館3「中国人民革命軍事博物館」
本物の軍事兵器&人民解放軍がずらり

北京軍事博物館

戦車や戦闘機が隊を成して並ぶ。日本ではなかなか見られない風景

北京軍事博物館

抗日戦争関係のスペース

中華人民共和国建国十周年(1959年)を記念して建築された中国人民解放軍をテーマにした博物館。博物館を警備しているスタッフは本物の人民解放軍の兵隊です。敷地面積8万平方メートル。そこに人民解放軍の主要な装備――各年代の戦車、戦闘機、武器などの現物が展示されています。展示物はもちろん巨大なものが多く迫力満点! 抗日戦争関係の展示室もあります。

 

北京軍事博物館

敷地内の軍艦。実際に乗り込むこと可

建物外観はスターリン様式、巨大な毛沢東像、対応の悪いお土産屋のスタッフなどなど、かつての中国を彷彿させる博物館。地下鉄の駅名にもなっている北京を代表する博物館で、毎日見学者で溢れかえっています。見応えたっぷりの博物館なので、見学にはゆっくり時間を取ることをおすすめします。

<DATA>
中国人民革命軍事博物館
住所:海淀区復興路9号
TEL:010-6686-6244
開館時間:4月1日~11月1日8:30~17:30、11月2日~3月31日8:30~17:00(入館は30分前まで)毎週月曜定休日
チケット:身分証明書を提示して無料チケットを受け取る
アクセス:地下鉄1号線「軍事博物館」駅すぐ

 

専門博物館4「中国人民抗日戦争紀年館」
北京最大の抗日戦争関係の記念館

中国人民抗日戦争記念館

抗日戦争で活躍した功績者の写真や遺品

中国人民抗日戦争記念館

館内あちこちにある人民兵士の像

1931年の九·一八事変(満州事変)から1945年までの14年に渡る抗日戦争(日中戦争)の歴史をつづった抗日勝利を祝う記念館。1987年7月6日に開設され、2期工事が七七事変(盧溝橋事件)50周年の1997年7月7日に完成。その後、2005年7月7日にリニューアルされ今に至っています。館内には抗日戦争関係の文物や写真、歴史人物の遺品、文献、書籍などが展示。

中国人民抗日戦争記念館

学校行事として見学する博物館

今回、紹介する12の博物館のうち市内から一番遠くに位置する博物館です。盧溝橋から500メートルという距離なので、盧溝橋観光とセットで見学することをおすすめします。ちなみに北京の抗日戦争関係の博物館はここだけでなく、ほかにも平西抗日戦争紀年館(房山区)、平北西抗日戦争紀年館(延慶県)などがあります。

<DATA>
中国人民抗日戦争紀年館
住所:豊台区盧溝橋宛平城 城内街101号
TEL:010-8389-2355ex207/281
開館時間:9:00~16:30(入館は16:00まで)毎週月曜日定休日
チケット:身分証明書を提示して無料チケットを受け取る
アクセス:地下鉄1号線「八角遊楽園」駅下車、タクシーで15分
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 6
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます