北京/北京の観光・世界遺産

北京の博物館(4ページ目)

北京には故宮や万里の長城など世界遺産や歴史遺産が星の数ほど存在するので、なかなか博物館まで目がいかないのですが、実は、北京はロンドンに次ぐ博物館数を誇る文化芸術都市なのです! このページでは北京の博物館に関する基本情報、おすすめの博物館を一挙ご紹介です!

鈴木 晶子

執筆者:鈴木 晶子

中国ガイド

専門博物館5「北京中華民族博物館(中華民族園)」
少数民族文化を体験できるテーマパーク

中華民族園

羌族の民族舞踊。民族衣装を身につけた踊りに観客から拍手喝采!

中華民族園

羌族博物館(住居)の内部

1994年にオープンした中国56の民族の文化や生活習慣を紹介する博物館。北園と南園に分かれていて、各民族の代表的な建物が原寸大で再現されています。建物内には家具、日用品、民族衣装などが展示されていて、自由に入って見学できます。ここは博物館というよりテーマパークといったイメージで、各民族の建物では工芸品や特産品が販売されていたり、決められた時間に民族舞踊や歌が披露されたりします。

中華民族園

土族博物館の外観

一番の見物はなんといっても各民族の舞踊や歌などのイベント。スケジュールはHPでも紹介されていますし、入り口でもその日のスケジュール表がもらえます。丸一日じっくり楽しめる博物館です。

<DATA>
北京中華民族博物館(中華民族館)
住所:朝陽区民族園路1号
TEL:010-6206-3647
開館時間:8:30~17:30(12~3月まで南園閉館)年中無休
チケット:90元
アクセス:地下鉄8号線「奥体中心」駅徒歩10分

 

専門博物館6「中国鉄道博物館(東郊館)」
機関車が約60台、鉄道マニア必見!

中国鉄道博物館

鉄道博物館の目玉展示品「毛沢東号」(右)と「朱徳号」(左)

中国鉄道博物館

客車。1936年製の元「テンイネ2型」

アジア最大級の鉄道博物館。敷地面積15万7334平方メートル、建築面積20500平方米。館内には旧南満州鉄道や華北交通、中華人民共和国鉄道部で使用された蒸気機関車、ディーゼル機関車、電気機関車など約60台が展示されています。当館の目玉の展示車は、「毛沢東号」(1941年日本製)と「朱徳号」(1942年日本製)。この2両を見てもわかる通り、中国産の鉄道だけでなく、イギリス、アメリカ、日本、ロシア、ベルギーなど様々な国で製造された車両が展示。一部の車両は内部が公開されていて、車体に乗ることもできます。

 

中国鉄道博物館

博物館外部には線路がひかれている

体育館のような建物の中に各時代の鉄道がずらり展示されている、鉄道マニアにはたまらない博物館。お土産用として鉄道模型の販売も! ただアクセスが不便で、博物館周辺でタクシーを拾うことはほぼ不可能です。タクシーをチャーターして行くか、バス停まで歩くことをおすすめします。

北京の鉄道博物館はここで紹介した東郊館のほか、正陽門館、魯天佑館の2箇所がありますが車両展示が充実しているのはここ東郊館です。

<DATA>
中国鉄道博物館
住所:朝陽区酒仙橋北路1号院北側
TEL:010-6438-1317
開館時間:9:00~17:00(入館は16:00まで)毎週月曜定休日
チケット:20元
アクセス:バス403、516、629「環形鉄道」駅徒歩15分
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