東京の標高の調べ方
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二つ目は東京都「土木技術支援・人材育成センター」のサイト。コンテンツ「情報公開」のなかの「3.水準基標測量成果表」を開けば、都内534地点の水準基標測量が一覧(PDFファイル)で閲覧できる。この表は「基標番号」、「町名」、「目標」、「東京湾平均海面 (T.P.)m」、「霊岸島(A.P.)m」、「変動量mm」、「記事」の項目が表としてあらわされている。標高は平均海面からの高さなので「東京湾平均海面 (T.P.)m」が対象数値だ。「T.P.」とは「Tokyo Peil」の略で、「Peil」とはオランダ語で水位標の意味。(A.P.)はArakawa Peil。 前ページの千代田区の標高ポイントはすべてこのデータを参照したものである。調べたい場所の最も近い水準点を閲覧し、その標高を参考にすると良い。国土地理院よりも測量地点が多いため、情報が豊富である。
最後は「Google Earth(グーグルアース)」。衛星写真上のカーソルの地点の「緯度経度」と「標高」が画面下に表示される。カーソルの移動とほぼ同時に表示されるので、上の二つに比べると、どの場所でも標高がわかるという点で一見便利なように思える、が水準基標のある地点と照らし合わせてみるとやや正確性に欠けるような印象を受ける。おおよその高さを地図上で瞬時に把握するのに適しているかもしれない。
変化の見える優位性
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駅まで平坦であることを重視したり、車を持たない価値観にはどうしても相反する住まいになってしまうからだ。
風通しが良い、冬の日照時間が長いといった高台の長所も、24時間換気の義務化や空調機器、断熱性の向上により目立たなくなったようにも思える。ただ、良好な住環境だけは優位性として挙げられるのだが。
<関連サイト>
国土地理院[ウォッちず]
東京都土木技術支援・人材育成センター
Google Earth(グーグルアース)
【参考記事】
■東京の液状化予測マップ
■好立地の免震マンション10棟
■東京湾の津波対策
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