東京の地質断面図
土木技術支援・人材育成センター
この「地質断面図」サイトは、画像データをそのまま切り取って掲載したもの。かなり古い資料であることが想像できるのだが、作成されたのは昭和40年代(1969年ころ)だという。40年以上前の資料がいまもって貴重な基幹データとして活用されているようだ。
地質で色分けされた「地質断面図」のトップページを眺めていると、区部の真ん中あたりに手の甲(緑の部分)がくるよう、西から東に向かって腕を差し出しているかに見える。台地を沢が削った跡が、まるで指と指の間のようで、ここから「山の手」と呼ばれるようになったのだとか。
地下情報の有効活用
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これまでマンション選びの立地の見方は、交通アクセスや環境、利便施設の距離に眺望といった「地上の要素」がその重要項目の大半であった。これからは「標高(東京湾からの高さ)」「地質」「液状化の予測」など地形と地下の情報も理解した上で判断を下すようになるだろう。
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