薪窯で焼くナポリピッツァ
イル パッパラルドと大きく書かれた看板
三十三間堂に妙法院など、京都でも屈指の観光エリアにあるイタリアン「イル・パッパラルド」。イル・ギオットーネの笹島さんがいらしたことでも知られていますが、数年前からはシェフが代わり、今は薪窯で焼くナポリピッツァに特化した店として、新たなスタイルを構築。最近は関西でも多数のピッツェリアが進化を遂げている中、オープンしてから約10年が経ち、今や京都イタリアンを代表する名店としての貫禄すら漂う一軒となってきています。
場所は通称「女坂」に面した好立地
「イル・パッパラルド」がある場所は、通称「女坂」と呼ばれ、この坂の上にある女子校の生徒達が行き来する坂道としても有名。私も学生時代は、よくこの女坂で待ち合わせをしたものでした。観光客にとって「七条」と言えば三十三間堂ですが、地元で学生時代を過ごした人なら、この女坂を一番に思い浮かべる人も少なくないと思います。
写真左が薪釜。ここで全てのピッツァが焼かれる
店内は、カウンターとテーブル席に分かれており、片側には大きな窓が並び、昼なら心地良い日差しが店内に入ってきます。今の季節(春)なら、窓際のテーブル席がオススメ。女坂を通る赤いバスを眺めながらの食事は、なかなかの風情がありますね。また、店の奥には薪釜が設置してあり、ピッツァ職人の焼き工程をガラス越しに見ることができます。
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ランチコースを御紹介。