比較1(立ち姿勢)
下の写真2枚は、横から見た立ち姿勢の比較です。具体的にどこが太ももに良くないのでしょう?
■NG写真
1.股関節が伸びていない
2.太ももが張り出し、膝が爪先よりも前に出ている
3.全身の重心が真っ直ぐになっていない
太もも前面だけが体重を支えるような、不自然な姿勢になっているのがわかります。
■OK写真
1.股関節が伸びている
2.太ももが真っ直ぐ
3.足裏から頭まで全身の重心が真っ直ぐ
この姿勢は、腹筋や背筋、内もも、ヒップなど全身の筋肉を使って姿勢を維持しているので、太ももが張り出すようなことはありません。逆に立っているだけで太もも引き締め効果があります。
比較2(ウォーキング姿勢)
次は、ウォーキング時の姿勢を比較してみましょう。■NGウォーキング
まずは、上のNG姿勢で歩いてしまった場合。
1.股関節が縮まっているので、脚が真っ直ぐに出ない
2.両足が上半身よりも前に出て太ももだけで身体を支えている
3.全身の重心が落ちているため、後ろ足で正しく蹴りが出来ない
この姿勢では、太ももに全体重がかかってしまうだけでなく、体重移動に必要な「蹴り」が出来ません。正しい「蹴り」は美脚の第一歩です!
(詳細はこちらの下半身テク「ポイント5」を)
体重移動に必要なパワーを、全て太ももが補おうとしているので、歩けば歩くほど、太ももばかりが太くはりだす事になります。
■OKウォーキング
こちらは、OKウォーキングの姿勢のです。
1.股関節が伸び、前脚・後ろ脚ともに真っ直ぐ伸びている
2.脚が上半身の前後で均等に身体を支えている
3.全身の重心が中心に保たれ、引きあがっている
どうですか?姿勢だけでウォーキングの効果にも違いがあります!
次ページでは「股関節の姿勢を正しくする簡単エクササイズ」をお教えします。