ニース風たまねぎとアンチョビのピザ“ピサラディエール”
ニースを旅したときの思い出の一品…と言いたいところですが、なぜか旅行中に出会うことがなかった「ピサラディエール」。あめ色に炒めたたまねぎに、塩けがたまらないアンチョビと黒オリーブ、そして南仏の香りを運ぶハーブ、タイムをのせたフランスのピザです。チーズたっぷりのイタリアンタイプより、カロリーは低いかも? 生地は「さっくりフォカッチャ」をベースにしています。
ニース風たまねぎピザの材料(4人分)
ニース風たまねぎピザの作り方・手順
トッピング
1:
トッピングのあめ色たまねぎを作る。たまねぎを薄切りにして、強めの中火で水分が飛ぶまで炒める。色づき始めたら少し火を弱め、あめ色になるまで15~20分炒める。
2:
トッピングは1の炒めたまねぎと、1粒を3等分に輪切りしたオリーブ、細切りしたアンチョビ、ドライタイム。
ピザ生地
3:
さっくりフォカッチャの1~11を参照して、生地の一次発酵まですませる。
4:
生地は指でそっと押し、ガスを抜いて平らにする。
5:
生地を麺棒を中心にあて、上半分に転がしたら、下半分に転がし、長さ30センチ、幅25センチほどに伸ばす。
6:
生地の端を軽く引っ張って、長方形に形を整える。
7:
生地の縁から1センチほどのところを指で押して、縁に壁をつくる。
仕上げ
8:
炒めたまねぎを全体に広げる。
9:
細切りアンチョビを格子状に並べ、その間に黒オリーブをのせる。
10:
エクストラヴァージンオリーブ油を全体に回しかける。壁にした生地の縁の部分にも塗ると、きれいな焼き色がつく。
11:
タイムを全体にふる。
12:
200℃に温めたオーブンで13~15分、生地の縁においしそうな焼き色がつくまで焼く。
ガイドのワンポイントアドバイス
焼きたてを、間髪いれず食べてほしいところですが、冷めてもおいしい! アンチョビの量は好みで加減してください。アンチョビに塩けがあるので、たまねぎには塩をしていません。焼く前にかけるオリーブ油は、香りのいいエクストラバージンオリーブオイルがおすすめです。そして、ピサラディエールのお供はやっぱり冷やしたロゼワイン。色もきれいで女子会にもぴったりです。(パン制作/松野玲子 撮影・スタイリング/野口英世)
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。