ヴィンテージマンション選びのチェックポイント
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まずひとつは、「管理の実態を知る」こと。計画性と実行性のある管理組合かどうかを、事前に確認することだ。入居後はもちろん、自分も応分の責任と負担を承知の上で、コミュニティに加わらなければならない。
次に「性能のレベル」である。以前、昭和40年代のヴィンテージマンションに入ったが、暖房が利かないくらい断熱性が低く、閉口した記憶がある。プロの目を借りてでも、住宅としての性能を項目ごとに確認しておきたい。とくに耐震性と省エネ性に関しては、今後ますますその社会性が増していく。十分認識しておくべきだ。
最後は「立地」である。量より質の時代、人口が減っていく将来も価値を保つには、利便性と好環境のどちらも享受できる立地が望ましい。長く愛され続ける住宅を求めるのならば、建物だけを見て判断することだけは避けねばらない。
間違いない!?のは「築浅の都心マンション」
頼りになるオブザーバーがいて、図面も見てくれたり、管理の善し悪しにアドバイスをもらえるなら、それに越したことはない。が、もし自分ひとりで物件をチェックするのであれば、これはもう築年数の浅いマンションをお勧めするしかない。具体的には、24時間換気が標準化され(2003年)、複層ガラスの入った2004年以降の都心マンションが堅い選択ではなかろうか。
近ごろは、都心物件の完成在庫も珍しくない。できるだけ新しいもので、リーズナブルな物件があれば、それはそれで十分検討に値する。資産性重視派には、結局のところ、都心の築浅マンションがベストチョイスになるだろう。
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