失敗なし!鶏胸肉でヘルシーな、ハートと星のチキンロール
星型のオクラと、ハート型に切ったにんじんを巻いたチキンロール。鶏胸肉を使って蒸し煮にするので、とてもヘルシーで、しかもパサつかずにしっとりした出来栄え。タコ糸で縛らずにラップでくるんで成型するので失敗なし! お弁当はもちろん、クリスマスやおせちなど、年末年始のパーティーメニューの1品にもおすすめです。
失敗なしのチキンロールの材料(4人分)
失敗なしのチキンロールの作り方・手順
チキンロール
1:鶏肉を均一の厚みにし、下味をつける
鶏胸肉は皮の部分を取り除きます。数か所包丁で切り込みを入れて開き、厚みを均一にします。さらに肉たたきやすりこぎなどで肉をたたき、5mm程度の厚さにのばします。塩コショウ、白ワインをふり、下味をつけます。
厚みを均一にすると、加熱した時にムラなくできます。また肉をたたいて薄くすることで、出来上がりがやわらかい口当たりになります。2:にんじんとオクラを用意する
にんじんはハート型に切り(下記参照)、ラップをして電子レンジで2分ほど加熱して火を通します。オクラは塩で表面をこすってから洗い流し、水気をしっかり拭きとって、ヘタとしっぽ(細くなっている部分)を切ります。
オクラは、チキンロールを作る過程で火が通るので、事前に火を通す必要はありません。3:鶏肉で野菜を巻く
鶏肉の水気を、キッチンペーパーで軽く押さえてとります。一回り大きくラップを敷き、その上に鶏肉を乗せます。肉の半分より少し手前ににんじんとオクラを置き、すきまができないように、ラップを巻きすのようにして、しっかりと鶏肉を巻きます。両端をきつく巻いて閉じます。
鶏肉の水気をとっておくと、巻くときに肉同士が滑らずに巻きやすくなります。4:アルミホイルでしっかりくるむ
蒸し煮にする時のお湯が入らないよう、アルミホイルまたは耐熱用ラップで、もう一度しっかりと巻きます。
5:フライパンにお湯をはり、蒸し煮にする
深めのフライパンに、アルミホイルで巻いた鶏肉を置き、お湯(または水)を鶏肉の半分が漬かるぐらい入れて火にかけます。沸騰したら弱めの中火にしてフタをし、10分蒸し煮にします。途中、一度上と下をひっくり返します。
途中お湯が少なくなったら足してください。6:お湯から出し、室温に置く
蒸し煮にしたらフライパンから出し、余熱で完全に火を通します。そのまま室温に置いて常温になるまで冷まします。
冷めないうちに切ると、身が崩れやすくなります。7:梅肉ソースを作る
耐熱容器に白ワインとみりんを入れ、電子レンジで2分30秒加熱します。アルコールが飛んで、少し煮詰まった状態になります。レンジから出して常温まで冷めたら、梅干の梅肉をたたいてペースト状にしたものとマヨネーズを加え、よく混ぜます。
8:冷めたチキンロールを切って盛り付ける
常温まで冷めたら、アルミホイルまたはラップから取り出し、食べやすい厚さに切り、盛り付けます。
ハート型にんじんの切り方
9:にんじんをタテ4等分にする
にんじんは皮をむき、タテに4等分にします。
10:イチョウ型の弧の部分の中央に切り込みを入れる
イチョウ型の弧の部分(丸みのある面)の中央に切り込みを入れます。
あまり深く入れ過ぎないように注意して下さい。11:切り込みに大して斜めに包丁を入れる
つけた切り込みに対して斜めに包丁を入れ、ハートのくぼみの部分を作ります。
12:面取りして成型する
ハートの丸みを作るため、弧の面の両端を面取りして成型します。
13:断面がハート型になっていることを確認する
断面を見て、ハート型になっていることを確認します。
ガイドのワンポイントアドバイス
蒸し煮にすることで、お肉がパサつかずに、しっとり仕上がります。タコ糸で巻いて焼いたりせず、ラップでしっかりくるみ、加熱中も一度ひっくり返すだけなので、形が崩れる心配がありません。冷めてもおいしく、お弁当にもおすすめ。中に入れる野菜を変えたり、ソースを変えたり。様々なバリエーションが楽しめます。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。