ラザニア生地をアレンジ! とっても簡単なおもてなし料理
パスタ料理では特別感がなく、さりとて手打ちパスタは面倒。そんな時におススメなのがカンネローニです。ラザニア生地を使用し、くるくるっと巻いて、オーブンに入れるだけの料理ですが、取り分けしやすいだけでなく、少し手が込んでいるように見えます。イタリアでは、来客がある時や、パーティシーズンなどによく調理されます。今回はほうれん草とリコッタチーズを詰め物にした、ライトなカンネローニ(カンネローニ・マーグロ)をご紹介します。
ラザニアを使ったカンネローニの材料(4人分)
ラザニアを使ったカンネローニの作り方・手順
カンネローニ
1:ほうれん草を弱火で20分煮る。
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ほうれん草は葉の部分だけをちぎり、水でよく洗って、水気をよく切らないで、適度に水気が残る位で鍋にいれ、水20ccを加え、フタをして、弱火で20分煮る。
2:ほうれん草をみじん切りにする。
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1の蒸し茹でしたほうれん草は粗熱を取った後、水気をぎゅっと絞り出し、みじん切りにする。
3:混ぜ合わせる。
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ボウルに2のほうれん草とリコッタチーズ、塩ひとつまみを入れ、よく混ぜ合わせる。
4:ラザニアをアルデンテに煮る。
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塩をして沸騰した湯でラザニアをアルデンテに煮る。煮えたら、よく湯を切り、広げてさましておく。
5:ラザニアのはじにソースをしき、くるくると巻く。
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広げたラザニアのはじに、3のソースをしき、くるくるとのり巻きの要領で巻く。
6:焼き皿にラザニアを並べる。
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焼き皿にオリーブオイル(分量外)を軽く塗り、5の巻いたラザニアを並べる。
7:200℃のオーブンで15分程焼く。
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6の上にベシャメルソースをまんべんなくかけ、すりおろしたパルメザンチーズ、パン粉、オリーブオイルをまわしかけ、200℃のオーブンで15分程焼く。好みで刻んだイタリアンパセリをふる。
ベシャメルソース
8:弱火にかける。

厚底鍋に、オリーブオイルとバター、ふるった薄力粉を入れ弱火にかけ、だまにならないようによく混ぜ合わせる。
9:牛乳を少しずつ注ぎ入れる。
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牛乳は少しずつ注ぎ入れ、その度にだまにならないようによく混ぜ合わせる。ほんの少しずつ入れて生地をのばしていく感じにする。牛乳を全部注ぎ入れたら、ナツメグと塩ひとつまみを入れて、火を止める。
ガイドのワンポイントアドバイス
カンネローニは器の長さに揃えてラザニア生地を切っても構いません。長く作っても、食べる時に半分に切る等工夫をして、キレイに盛りつけでできます。イタリアではカネロニ用のパスタも販売されていますが、ラザニアでもできます。好みで、ギュイールチーズなどの伸びるチーズをふっても美味しくいただけます。
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。