メイン料理の数々
カッチュッコ(リヴォルノ風魚貝の煮込み)
この「カッチュッコ」、白ワインではなく赤ワインで煮込まれており、魚貝から染み出た旨味エキスが付与された赤ワインソースは、深いコクがありながらも実に円やかなテイストを感じさせ、さらに良く効かせた塩味と香草のバランスが加味されることで、まさに本場で食べるイタリアの味! 遠慮がちにならず、見事なまでのガッツリ系で勝負されるマンマの心意気に熱いイタリア魂を感じます。ファンタスティコ!
Boo母ちゃんのお手製ソーセージのグリル
そしてまず、一口食べて気が付いたのですが、噛みしめた時の食感が独特というか、とにかく心地良いんです! ラギオールでソーセージの断面をカットしてみると分かりますが、豚肉はミンチ状のものと、みじん切りにされたものの2種類が豚腸に詰め込まれていて、この2種類の食感のコントラストが、肉汁ジューシーで独特な食感を生み出しているんですね。
尚、添えられているのはカポナータとグリーンサラダ。こちらもボリューミーで栄養もたっぷりです。肉だけではなく、食べる人の栄養のことも考慮して、野菜もちゃんと添えられているところが、マンマ(女性シェフ)の優しい気遣いなのかも、と感じました。
トラットリアはかくあるべき
現在、夜のメニューは全てアラカルトです
ステンドグラスがある2階フロア
注) 2015年から、ディナーはアラカルトがなくなり、コース一本のセットメニューに変更されました。コースは3,000円(税別)で、前菜+パスタorリゾット1品+メイン料理1品に、付け合わせ、パン、という内容です。
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・店名: Trattoria mamma di Boo
・所在地:京都市中京区新町通錦小路下ル小結棚町434-4
・アクセス:阪急電鉄「烏丸駅」徒歩約3分
・地図:Yahoo!地図
・TEL:075-241-9144
・営業時間:土日祝のみ11:30~14:00(LO)、17:30~22:00(LO)
・定休日:水曜日