離乳食の開始時期は生後5~6か月から
離乳食は5~6ヶ月から開始するのが目安です。以前は3ヶ月頃から離乳食の準備が勧められたことがあったようですが、最近では利点が無いということで推奨されなくなりました。6ヶ月くらいから、スタートすれば特に問題はないので急ぐ必要はありません。今回は、離乳食の始め方、開始時から2ヶ月くらい(目安月齢5~8ヶ月頃)の離乳食について説明します。離乳開始のポイント
ベビーは少しずつ興味を持つはず。
離乳食:最初の一歩
離乳食を開始後、最初の2ヶ月くらいは、穀類、野菜類、果物類を与えるのが一般的です。月齢にすると5~8ヶ月くらいのベビーが目安。アレルギーなどを見分けるためにも、食材は1種類ずつ追加していきます。1週間後を目安にまた新しい食材を加え、更にその1週間後にまた新しい食材を加えます。最初の2ヶ月くらいは、離乳食に慣れるのが目標です。今日は眠くないよ。もっともぐもぐしよう。
離乳食:ステップ1 (月齢5~6ヶ月頃)
(目安量)ドロドロおかゆ:1日大さじ2~3最初は材料がお米だけのドロドロ状液体からはじめてみましょう。飲めそうなくらいドロドロにします。おかゆ以外でも、赤ちゃん用のお米シリアルなどでもOKです。絶対お米からはじめるという決まりはありませんが、一般的な傾向のようです。ミルク(母乳・育児用ミルク)は今までと同じように与えます。離乳食は、1日1回ミルクの前に。1~2週間様子を見てみましょう。
離乳食:ステップ2 (月齢5~6ヶ月頃)
(目安量)ドロドロおかゆ:1日大さじ4~6(目安量)ドロドロ野菜:1日大さじ4
様子を見ながら量を増やしていきます。離乳食開始後、2~4週間ほどを目安にしてドロドロ状の野菜(いんげんまめ、にんじん、かぼちゃ、グリーンピース、さつまいも等)を開始します。野菜も最初は飲めそうなくらいドロドロにするのが目安。日によっては野菜だけをあげてもOKです。この時期は、離乳食に慣れるのが目標。離乳食は1日1~2回、ミルクの前に。
離乳食:ステップ3 (月齢6~8ヶ月頃)
(目安量)軟らかいおかゆ:1日大さじ4~6(目安量)軟らかい野菜・果物:1日大さじ8~16
ドロドロ状の離乳食に慣れてきたら、ぽってり状へとステップアップ。ぽってり状に慣れてきたら、軟らかく煮た(指で簡単に潰せる程度)さつま芋やニンジンなどを与えてもOK。
離乳食開始後1ヶ月ほどを目安にして量も増やしていきます。量を増やすといっても、赤ちゃんがあまり食べたがらない場合は焦る必要はありません。繰り返しますが、大人のペースではなく、ゆっくり赤ちゃんのペースに合わせるのが大切です。離乳食は1日2回程度、ベビーが欲しがればミルクも食後に与えてもOK。離乳食を沢山食べた場合は食後のミルクが必要がない事もあります。
離乳食を食べてくれない時
お腹がすいていなかったり、眠かったり、または離乳食の硬さやスプーンの大きさが原因のこともありますので調整してみましょう。赤ちゃんがよく食べる日もあれば、あまり食べない日もあるはず。なんだかおいしそう。私ももぐもぐしようかな。
離乳食の作り方
野菜って甘くておいしいよ!
ドロドロ状
ぽってり状
おいしいお芋
7~8ヶ月の赤ちゃんは、自分で掴んで食べれるようにすると喜ぶ場合もあります。
冷凍したベビーフード。にんじん、さつまいも、いんげんとお米のミックス。
もちろん、ベビーフードは市販のものを利用してもOK。ガイドは一度に作って冷凍していました。自分にあった方法を見つけてくださいね。
次回は7~8ヶ月以降の離乳食についてお話します。