社会人の大学・大学院/社会人の進学・学生生活事例

医学部受験に挑戦する社会人たち(2ページ目)

医療とは全く関係のない仕事に就いていながら医師を目指して医学部受験に挑戦する社会人が増えている。意外にも彼らに共通する点が…!

西島 美保

執筆者:西島 美保

社会人の学びガイド


制作会社の社員から医師を目指す子持ち30歳の彼の場合

image
仕事を続けながら受験勉強する人も少なくない
東京大学理I入学、工学部卒で制作会社の会社員だった彼は、30歳過ぎて子供が生まれたのをきっかけに医者を目指し、医学部受験に挑んだ。仕事、さらに子供の世話もしながらの受験勉強を経て見事翌年には地方医学部に合格。入学後に1年後期の授業料免除も決まり、医学生として勉強等忙しい日々を送っている。

彼のインタビュー記事はこちら↓
・クリエイティブディレクターから医師の道へ 子持ち30歳会社員の場合 


メディア系会社員から医学部再受験を目指す彼の場合

祖父の死をきっかけに医師を目指そうと思った、と言う彼は現役会社員。現在は会社員をしながら医学部受験を目指しているが、いずれは会社を辞めて受験生活~大学生活をネット内職で乗り切ろうと計画している。

1ヶ月20万円をネットで稼ぎ出すことが出来れば、私立医学部も視野に入るとの信念を持ち、多くの再受験生の方に新しい選択肢を与えるべくネット内職の経過を掲載中。

彼のブログはこちら↓
医学部再受験をネット内職で乗り切る!※インタビュー掲載予定


社会人受験生のおかげで医学部が変わる?

人生の目標や夢は子供の頃から一貫して変わらない人もいれば、途中で変わる人もいる。むしろ社会に出てから様々な人や環境に触発されて、何か違うことに挑戦したくなるのは自然なことかもしれない。

再受験生に厳しいと言われる医学部受験だが、今回紹介した彼らのような社会人受験生が増えることで、社会人の医学部受験環境や受け入れ態勢が整備され、彼らが学んだことが社会で生かされることを期待したい。また、一見医療とはかけ離れたキャリアを持つ人たちが医師になることで、医療の世界がどのように変わっていくのか、今後に注目だ。


【関連記事】
・55歳からの医学部受験は遅すぎる?医学部入試に年齢制限は存在するか
・医師免許更新制度実現で資格の常識が変わる
・現役医師の書いた小説が第4回『このミステリーがすごい!』大賞受賞。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます