ワード(Word)の使い方/Wordの基本操作

Word Web Appの実用性を徹底検証(3ページ目)

Word 2010のリリースに合わせて、ブラウザだけで利用できるワープロ Word Web Appが公開されました。実際に文書を作成・編集するうえでの実用性がどれくらいあるのか、徹底検証してみました。

井上 健語

執筆者:井上 健語

ワード(Word)の使い方ガイド


レイアウトどおりに表示して編集することはできない

Word Web Appを利用するとき注意したいのは、”レイアウトどおりに表示した状態では編集できない”ということです。

[表示]タブには、[編集表示]と[閲覧表示]の2つのボタンがありますが、文書を作成・編集できるのは、[編集表示]ボタンをクリックした編集表示モードのときだけです。

そして、編集表示モードのときは、文書をレイアウトどおりには表示することはできません。Webページのように、ウィンドウサイズを変更すると文字は自動的に折り返されます。Word 2010/2007/2003でいえば、表示モードの「Webレイアウト」に近いと思えばよいでしょう。

レイアウトを確認するには、[表示]タブで[閲覧表示]ボタンをクリックして閲覧表示モードに切り替えます。ただし、閲覧表示モードは、表示を確認できるだけで文書を編集することはできません。

[表示]タブの[編集表示]ボタンと[閲覧表示]ボタン

[表示]タブの[編集表示]ボタンと[閲覧表示]ボタン


[表示]タブの[編集表示]ボタンと[閲覧表示]ボタン

[編集表示]ボタンをクリックすると文書の編集はできますが、レイアウトどおりには表示されません


[閲覧表示]ボタンをクリックすると、レイアウトどおりには表示されますが編集はできません。なお、編集表示モードで設定したフォントも正しく表示されない場合があるようです

[閲覧表示]ボタンをクリックすると、レイアウトどおりには表示されますが、文書の作成・編集はできません。なお、編集表示モードで設定したフォントも正しく表示されない場合があるようです


文字入力はキーボード操作に追随しないときがある
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