ワード(Word)の使い方/Wordの基本操作

Word Web Appの実用性を徹底検証(2ページ目)

Word 2010のリリースに合わせて、ブラウザだけで利用できるワープロ Word Web Appが公開されました。実際に文書を作成・編集するうえでの実用性がどれくらいあるのか、徹底検証してみました。

井上 健語

執筆者:井上 健語

ワード(Word)の使い方ガイド


用意されている機能は必要最小限

まずは、画面から紹介します。次は、新しい文書を作成したときの画面です。見てわかるように、Word 2010/2007と同様にリボンが採用されていますが、用意されているタブは[ホーム][挿入][表示]の3つだけです。また、[ファイル]タブをクリックしたときは、保存などを実行するメニューが表示されます。

新規文書を作成した直後の[ホーム]タブ。編集に必要なひととおりの機能は揃っています

新規文書を作成した直後の[ホーム]タブ。編集に必要なひととおりの機能は揃っています


[挿入]タブ。表、図、クリップアートの挿入とリンクの設定ができます

[挿入]タブ。表、図、クリップアートの挿入とリンクの設定ができます


[表示]タブ。[編集表示]と[閲覧表示]の2つが選択できるだけです

[表示]タブ。[編集表示]と[閲覧表示]の2つが選択できるだけです


[ファイル]タブをクリックしたとき表示されるメニュー

[ファイル]タブをクリックしたとき表示されるメニュー


次に、挿入した画像や表を選択したときの画面も見てみましょう。Word 2010では、画像や表を選択すると、専用のリボンが表示されますが、Word Web Appもそれは同じです。

画像を選択したとき表示される[図ツール]の[書式]タブ。実行できるのは拡大・縮小程度

画像を選択したとき表示される[図ツール]の[書式]タブ。実行できるのは拡大・縮小程度


表にカーソルを置いたとき表示される[表ツール]の[レイアウト]タブ

表にカーソルを置いたとき表示される[表ツール]の[レイアウト]タブ。行や列を挿入・削除するボタンが用意されています


右クリックしたとき表示されるショートカットメニューも利用できます。以下に、利用可能な主なショートカットメニューを示しておきましょう。

選択した文字を右クリックすると表示されるショートカットメニュー。コピーや貼り付けも可能

選択した文字を右クリックすると表示されるショートカットメニュー。コピーや貼り付けも可能です


画像の右クリックで表示されるショートカットメニュー。[切り取り][コピー][貼り付け]が利用できます

画像の右クリックで表示されるショートカットメニュー。[切り取り][コピー][貼り付け]が利用できます


表を右クリックしたとき表示されるショートカットメニュー。コピーや貼り付けの他に、行や列の挿入・削除も可能

表を右クリックしたとき表示されるショートカットメニュー。コピーや貼り付けの他に、行や列の挿入・削除も可能


以上が、Word Web Appの主な画面です。このように、見た目はWord 2010に似ていますが、機能はかなり少ないのが現状です。

レイアウトどおりに表示して編集することはできない
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