プレゼンの観察で学びとる方法
漫然と見ないということは、観点を明確に持って、人のプレゼンを見るということです。たとえば、「話の内容」「話の構成」「話し方」の3つに分けて観察してみたとしましょう。以下のような観点をもって見れるかどうかが、分析眼の鍛え方につながります。■話の内容
- 伝えたいメッセージが明確に表わされているか?
- 具体的なエピソードはあるか?そのエピソードはどのように魅力的か?
- メッセージの根拠となる事実はあるか? データ等の説得力は高いか?
- 聞き手の知識・興味に合わせられた内容か?
■話の構成
- 結論から話しているか?じらして最後に持ってきているか?
- あるメッセージを伝えるのに、時間は長すぎないか?(間伸びしないか?)
- あるメッセージを伝えるのに、時間は短すぎないか?(言葉足らずじゃないか?)
- わかりやすく、まとめがあるか?
■話し方
- 全体としての話し手の印象はどうか?
- 声の大きさ・トーン・抑揚はどうか?
- 表情・ボディランゲージ等はどうか?
などのポイントで見てみましょう。これで全てではないですが、最初は観点は少なめで始めたほうがいいと思います。ただ、上記のポイントに注目していたら、そこから閃くものは多いと思いますよ。