社内に向けたビジネス文書の書き方は?

仕事を進めるとき、「口頭」だけのやり取りでは、誤解を招いたり、間違いが起きてしまう危険性があります。相手との意思の疎通を正確なものにするという点において、「文書」でのやり取りはビジネスの場において必要不可欠です。今回は、ビジネス文書の一般的な書き方について見てみましょう。

こんなにある!ビジネス文書の種類

社外文書
相手に正確に伝えるため、さらに記録に残すのがビジネス文書の目的

相手に正確に伝えるため、さらに記録に残すのがビジネス文書の目的


会社を代表して作るものなので、正確さはもちろんのこと、より礼儀を重んじる文書となります。時候の挨拶を交えつつも、簡潔に分かりやすくまとめます。

<社外文書の種類>
・依頼状、回答書、請求書、注文書、確認状など
・侘び状、抗議状、督促状、反駁状、断り状など
・挨拶状、案内状、招待状、紹介状、祝い状、弔慰状など

社内文書
社内に向けての文書なので、形式よりも簡潔さ、分かりやすさを重視。儀礼的な挨拶文などは、必要ありません。

<社内文書の種類>
・指示文、通達文、辞令など
・稟議書、報告書、企画書、顛末書、始末書など

「です・ます」調が基本!ビジネス文書のルールとは

ビジネス文書は、一般的にはA4で横書きにします。「伝えたい内容を正確に書く」ことが一番大切ですから、難解な表現を避け、分かりやすく書くように心がけましょう。文章は、「です・ます」調で統一するのが一般的です。場合によっては、「である」調を使うこともあります。

文書の頭には件名をつけ、何についての文書か一目でわかるようにします。数字を用いる際は、アラビア数字を使います。ただし、万の単位を超える区切りのよい数字の場合は、○万とし(例:20万本)、それ以外は、3ケタごとにカンマで区切りましょう。(例:123,400本)

文字がびっしりの文書は、読む気がしませんね。読みやすくなるように、本文を段落で分けたり、いくつかの項目を並べる時は、箇条書きにします。また適宜、句読点を打ったり、改行することで余白を作るなど、読みやすくなるように工夫してみましょう。また、ビジネス文書では、1つの文書にいくつもの要件をまとめて書くのはNGです。1つの文書につき、用件は1件が原則です。

■用紙:A4横書き
■文書スタイル:文頭に件名をつける。1つの文書に要件は、1つ。
■文調:「です・ます」調。または、箇条書きや段落などで、分かりやすさを追求する場合は「である」調。
■数字:アラビア数字

書き終わったら、校正を忘れずに

内容に間違いがあっては、文書を作成
作成後、誤字脱字、数字や人名の間違いがないか、校正します

作成後、誤字脱字、数字や人名の間違いがないか、校正します

する意味がありません。文法ミス・誤字・脱字はもちろん、どんなに自信があっても、内容についてはきちんと確認しましょう。特に数字の間違いは、自分の会社や取引先、またはお客様にとって多大な損害を招くという事態になりかねません。念入りに確認するようにしましょう。

また人の名前を間違えるのは、とても失礼です。以前に使用した文書の上から、打ち直して作成する場合など、特に気をつけましょう。自信がない場合は、必ず先輩や上司に確認してもらいましょう。

では、次にビジネス文書に書く基本パターンを見て見ましょう。>次ページへ