生駒エリア
奈良県の中でも大阪寄りの「生駒」。大阪府からトンネルを抜けると生駒駅。
古都で有名な奈良県は、大阪のベッドタウンとしてもよく知られています。 特に「近鉄奈良線」沿線は大阪へのアクセスのよさで人気が高いエリア。 「ガイドのおすすめエリアレポート(奈良県)Vol.1 緑と美しい町並み『学園前』」でも紹介したように、この沿線は自然豊かな閑静な住宅街が広がっています。今回は、この沿線の中で、一番大阪に近い「生駒(いこま)」を紹介します。

奈良県「生駒市」は、大阪府「東大阪市」「大東市」「四条畷市」と奈良県「奈良市」の間にあるエリア。大阪府との境には、生駒山があり大阪と奈良を結ぶ電車は長いトンネルでつながっています。この生駒山は、山頂に遊園地などがあり、山頂へはケーブルカーが運行されています。まさに市民の憩いの場ですね。


大阪・難波に20分。大阪地下鉄へもダイレクトアクセス。交通の便は抜群。

生駒路線図
近畿日本鉄道 生駒線で、大阪・難波より20分。また、大阪地下鉄中央線へもダイレクトアクセス可能。

近畿日本鉄道(近鉄)の奈良線は、大阪・難波から奈良までを結ぶ路線。「生駒」は、「難波」より快速急行で20分、「奈良」より15分とちょうど真ん中の位置。どちらへのアクセスも抜群です。また、「近鉄東大阪線」もこの駅より発着し「大阪地下鉄中央線」へ乗り入れています。大阪のビジネス街の中心「本町」にも乗り換えなしの28分。大阪方面へ、2路線が発着する交通至便の駅ですね。

また「近鉄生駒線」もこの駅から発着しています。奈良の新興住宅街を通り「王子」まで結ぶこの路線は、手ごろな住宅地として人気のエリア。これらの路線からの乗りえターミナルとしても利用されることが多い駅です。まさに、奈良でも有数のターミナルといえます。


門前町として栄えた歴史ある街

生駒の歴史は古く、1678年に生駒山の中腹に開山された宝山寺の門前町として栄えました。この宝山寺は、商売の神様として信仰され、京都の皇室や江戸の徳川将軍家などからの信仰もあったとか。この宝山寺のお参りのために、日本最初のケーブルといわれる「生駒登山鉄道(現生駒ケーブル)」がつくられたほど。現在も、たくさんの参拝客が訪れています。

また生駒山の頂上には「生駒山上遊園地」があります。ここは、大阪方面の景色が望めることでも人気の場所です。特に夜景は絶景。大阪から神戸方面の夜景がとてもきれいですよ。幅広い世代に人気のスポットです。


駅北側には再開発エリア百貨店などが

近鉄奈良線 生駒駅
近鉄奈良線「生駒駅」の北側。バスターミナル、タクシー乗り場。近鉄百貨店などの商業施設がある。
駅の南側は、市役所や病院などが点在するエリア。また「ぴっくり通り」という昔ながらの商店街もあります。「いこまショッピングストア」の商業施設や銀行などの生活に必要な施設が整っています。その周辺には、生駒山山麓に続く高台の住宅地がひろがっています。

また駅の北側は、再開発された施設が立ち並ぶエリア。近鉄百貨店や専門店街で構成される「アントレいこま」や公民館などがあります。どの建物も新しく整然と並び、駅前には近隣の住宅地へのバス乗り場やタクシー乗り場があります。いずれも、ゆったりした作りで、郊外都市のゆとりが感じられます。


「けいはんな線」が2006年開業予定

京都・大阪・奈良の三府県にまたがる関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)。この関西文化学術研究都市と大阪都心部を結ぶ電車路線が計画されています。生駒を起点とするこの新路線は、2006年の開業に向け工事がすすめられているところ。このエリアに新しく「白庭台」「学研北生駒」「学研奈良登美ヶ丘」の駅が作られる予定だそうです。

この新路線の沿線は、近鉄奈良線の「生駒」「富雄(とみお)」「学園前」の駅の北部にひろがるエリアで、大規模に宅地開発されているところ。また、この路線は「近鉄東大阪線」「大阪地下鉄中央線」を経由して大阪都心に直接アクセスできます。奈良北部の住宅地から大阪都心まで30分台で結ばれるよう。このエリアがとても便利になりそうですね。また、その中継点の「生駒」。ますます、目が離せないエリアになりそうです。

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