2009年度 一番評価の高い新築マンション「プラウドシティ池袋本町」
このほど住宅関連の業界紙「週刊住宅」が、09年度首都圏優秀マンション表彰を発表しました。この表彰制度は、週刊住宅新聞社創立50周年記念事業として、立ち上げたものです。私はこの表彰制度の審査員をつとめましたので、第1回目の最優秀賞に選ばれた「プラウドシティ池袋本町」についての評価ポイントをご紹介したいと思います。このマンションは総戸数785戸で、プラウドシリーズでは過去最大の物件です。私を含む3名の評価委員による評価点で満点に近い高得点を記録しました。大規模物件は、立地、価格、プラン(いわゆる3P)のバランスがとれていないと、多数の集客が見込めませんが、この物件は秀逸なバランスで、開発に関しても高度なテクニックを採用した点が高い評価を集めました。
環境への取り組みを形にして取り入れたことが高評価
3駅から5分以内という稀少な立地、しかも駅前にあった駐輪場を地下埋設することでJR埼京線の板橋駅まで徒歩2分を実現しています。また、敷地内に併設したスーパーマーケットを区分所有にすることで撤退しにくくした商品企画、環境への取り組みの基本コンセプト「プラウドエコビジョン」を初採用した点も評価された点です。このように、知恵と工夫が施された結果、即日完売となり、閉塞感のあったマンション市場に風穴を開けたと、広く業界からも評価されたマンションです。既に最終期の販売ですが、よりよいマンションを見分ける目を養ううえで、見逃せない物件です。時間がある方は、一度見学してみてはいかがでしょうか。
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