2006年4月1日に大阪府堺市が政令指定都市になります。全国で15番目、関西では4番目の政令指定都市になります。今回は、この政令指定都市になる堺市とその取り組みをご紹介しましょう。

政令都市って?

堺東駅前
市役所もある 南海高野線「堺東」駅前。デパートや商業ビルがたくさん並ぶ賑やかな駅前。
政令指定都市とは、 「大都市に関する特例」として地方自治法で定められたものです。大都市では人口や産業が集中し、多種多様な行政サービスが必要となってきます。一般の都市では解決することが難しいこれらの問題を解決するために、一般の市とは異なる行政制度や財政制度の特例を設けているのです。

では、政令都市と一般の都市とはどこが違うのでしょうか?財政面では、都道府県とほぼ同じ権限を持つことができます。例えば、宝くじの発行が可能になります。自治体が共同で発行している宝くじがありますね。これらを発行できることにより、配分金を得ることが出来ます。また、地方交付税も増え、財政面ではメリットとなることが多いようです。

とはいっても、多くの事務が都道府県から委譲されます。主に市民生活に関わる事務は政令指定都市で行わなくてはいけません。児童相談所の設置や小中学校の教職員の採用など福祉や教育などの事務が市によって行われます。市民にとっては、身近なところで手続きが出来るのでありがたいですね。また、国道や都道府県道の管理維持も市で行うことになります。こちらも、市民の要望などが届きやすくなりますね。

また、区もできますよ。住所ももちろん変わります。また、区役所が設置され市民サービスの窓口にもなります。より近くにある区役所で様々な手続きができるので便利になります。


全国で15都市政令都市

全国ではどのような都市が政令指定都市になっているのでしょうか? 北から順に見てみましょう。札幌市、仙台市、さいたま市、千葉市、横浜市、川崎市、静岡市、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市、広島市、北九州市、福岡市の14市となっています(2006年3月現在)。ここに堺市が加わることになります。

政令都市になる条件として50万人以上の人口であることですが、実際は80万人~100万人規模の都市が認定されているようです。また、2007年には浜松市や新潟市も政令指定都市への移行を目指しています。

このように、大都市としてのお墨付きのような政令都市。堺市もこの政令都市へ仲間入りです。 次のページでは、政令指定都市になる堺市の取り組みについてご紹介しましょう!