7つの区が誕生

政令指定都市になる堺市について見ていきましょう。まずは、7つの区が誕生します。2006年4月に誕生する区役所(堺・中・東・西・南・北・美原各区)では、行政サービスがはじまります。また、南区では、区民まちづくり会議を設置し、公募で区長を選ぶとか。この区長の公募モデルは全国で初めてのこころみだそうで、どのような区になるか楽しみですね。

また、各区ごとの公共施設も整っています。区ごとに図書館や文化ホール、体育館などが整備されています。また、保険センター、子育て支援センター、老人福祉センターなどもありますよ。消防署は4月に東区に新しく作られ、こちらも全区に出来ました。区ごとに公共施設が整い、一層住みよい街になりそうですね。


まちづくりの指針:ルネッサンス計画

駅前にある与謝野晶子の像。千利休と並ぶ堺の文化の象徴。
駅前にある与謝野晶子の像。千利休と並ぶ堺の文化の象徴。
政令指定都市としてのまちづくりの指針として「自由都市・堺 ルネサンス計画」が遂行されています。2006年度から2009年度までの4年間で堺がめざす街を策定しています。 今は、市民からの意見を参考に計画案ができた段階。新しい堺の街の目指す方向が見えてきますよ。

計画の中でも気になるのが「次世代路面電車LRT」計画。LRTとは"Light Rail Transit"の略で、欧米などの都市を中心に導入が進められている交通システムのこと。排気ガスが出ず、路面電車なので地上から乗り降りでき、定時運行ができるとのことで新しい都市交通システムとして注目をあびているものです。堺市の計画では、このシステムを堺駅と堺東駅の間に運行するということ。堺市の中心をこのLRTが運行すれば、堺の新しい顔になること間違いなしです。

また子育て世帯に嬉しい計画もありますよ。「乳幼児医療費助成制度」は小学校就学前までに対象が拡大されます(平成18年度)。また、平成17年4月現在752人いる保育所待機児童数を平成21年度には0人を目標にするとか。他にも、区ごとに乳幼児と保護者が交流・相談できる「まちかど子育てサポートルーム」を開設(平成21年度)や小学校4年から6年生を対象とした「放課後ルーム」の設置(平成19年以降順次実施)などが計画されています。いずれも子育て世帯には嬉しいものばかり。是非、全部実現して欲しいものです。

他にも、臨海部にサッカー・ナショナルトレーニングセンターの整備なども計画されており、新しい堺の顔が期待できそうです。また、堺といえば仁徳天皇陵をはじめとする古墳群が有名なところ。これらの百舌鳥古墳群の世界文化遺産登録をめざして、これらの歴史的な遺産を整備するとか。これからは、観光地としても注目をあびそうですね。

京都、大阪、神戸に次ぐ関西4番目の政令都市になる堺。魅力的な街づくりに更に取り組んでいるようです。今後は、要注目のエリアになりそうですね。

次のページでは、政令指定都市を記念するイベントをご紹介します。この機会に堺を訪れてみるのもいいのではないでしょうか?


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