住宅地としての評価は?
阪急箕面線「箕面」駅改札口からホームを望む。撮影した時間帯のせいかひっそりとした佇まい。 |
高級住宅街であるということは大きな戸建てが多い、すなわち戸建ての数も集合住宅の数も少ないということ。そのうえ駅の北側が山なので駅周辺の居住可能面積も少ない! 阪急「石橋」駅周辺と比較すると戸建て・マンション、賃貸・売買いずれも選択肢は少なくなります。たとえばある日に住宅情報ナビで中古マンション(戸建)を阪急「豊中」駅・「石橋」駅・「箕面」駅の3駅で検索してみたところHIT数は「豊中」駅11(16)件、「石橋」駅3(9)件に対して「箕面」駅は0(1)件! タイミングもありますが、およそのボリューム感はこのようなイメージです。
まあ、「住宅地としてのネック」ではなく、「住宅を探すときのネック」なので住み心地とは関係ないですが……。
値段は張るが、割高とは感じない
(上)街路樹のきれいな周辺の街並。このような通りが多い。(下)大きな区画の家が建ち並ぶ街区。駅から5分も歩くとこのような光景が広がる。 |
緑も多く、近畿屈指の観光地まで歩いていけて、買物施設も充実。梅田駅までは電車に乗って30分弱。駅前周辺の程よい猥雑感、すこし離れると静かな住宅地。その2面性を持ち合わせた箕面駅周辺は、子育て世代も、リタイア世代にも住みやすい街と言えるでしょう。梅田まで30分圏内にいながら、休日には箕面の滝まで「家から徒歩で」ハイキングなんて、なかなか魅力的ではないですか?
その分、お値段は多少張りますが、物件数も少ないことですし腰を据えて探すのが良いのではないでしょうか。
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