歴史を感じさせる駅周辺の雰囲気
2階部分から北側を見る。右手に見えるのは関西スーパー。駅舎ビルにはいかりスーパーも入っており、夕飯の支度は駅周辺で十分まかなえる。 |
駅周辺部は商業施設が密集した旧市街地で、東側へと伸びていますが、南北方向や西側に少し離れると住宅地。区画はそれほど大きくなく、こじんまりとした戸建て住宅がとても多いです。といっても戸建てばかりが並んでいるわけではなく、小規模な集合住宅や店舗も点在。ニュータウンのような単調な景色ではなく、長期にわたり開発されてきた雰囲気を感じます。しかしここ10年程度で、駐車場や資材置き場等がマンションになっているところも多くなっており、少しずつ様変わりはしています。
利便性の割には割安な住宅相場
(上)タッチパネルでの案内板は使い勝手良し。(下)充実のバス路線網。まさに伊丹市内に「網」をかけたよう。 |
「駅までバス便はいやだ!」という方でも、日常生活では自転車を使われる方も多いはず。阪急「伊丹」駅から直線で1km程度の距離には大規模ショッピングセンターの「ダイヤモンドシティテラス」、広く緑が残る昆陽池公園ほか、市立の博物館・図書館などがあります。単身の方からお子さんがいらっしゃるご家庭、またはシルバー世代の方まで、広くお使いいただける施設ですね。
感想の多くに「伊丹はバス便が多い」「支線だから不便」といった声が上がります。しかし、バス便云々は総論の話。支線が不便といってもあくまでそれは本線との比較。ちなみに、朝は8:03の電車に乗れば8:25には梅田到着。帰りも終電は0:00で伊丹駅着は0:19! どちらかというと数字的には便利に映ります(ダイヤは2007年9月現在)。
庶民的で歴史を感じさせる、でも主張しすぎない街。伊丹市ポータル「いたみん」で下調べをしてから、旧家見物に酒蔵見学、伊丹名物「こぼれ梅」でもお土産に、一度寄られてみるのはいかがでしょうか? あなたに「住みやすさ」が発見できるかもしれませんよ。
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