ダイヤ改正で「おりひめ」「ひこぼし」登場
真新しい感じの京阪電車の車両。筆者の乗った車両は座席シートが2+1の1列3座席だった |
1)新種別を導入
「快速急行」が新設され、「中之島」駅~「出町柳」駅間を結びます。
2)待たずに乗れる
どの駅でもほとんどの時間帯で、約10分に1本以上は電車がきます。
3)「特急」を平日も終日運転
「枚方市」駅・「樟葉」(くずは)」駅にも早朝から深夜まで「特急」が、毎日停車します。
4)夜間・深夜がより便利に
交野線・宇治線の下り最終が各々9分・15分繰り下がり、各支線の最終電車に連絡する区間運転の「特急」を運転します。
5)交野線⇔中之島線が直通に
「おりひめ」と「ひこぼし」が平日ラッシュ時(2本)・平日深夜(3本)に運行。交野線沿線の通勤が便利に。
この中で、注目は「おりひめ」と「ひこぼし」。枚方市は「七夕伝説の発祥の地」であり、ずばり「天の川」という川も流れています。それにちなんで名付けられた「おりひめ」と「ひこぼし」は、各々通勤快急(私市→中之島)・快速急行(中之島→私市)です。
ところで「私市」の読みは「きさいち」。イチゴ狩りやイモ掘りの行き先として音だけは聞いたことのある、という方も多いかも。ハイキングコースとして秀逸な「大阪府民の森くろんど園地」へ行くには「私市」駅下車が便利です。とはいえ小一時間は歩きますが。
では、4つの新駅の周辺案内へとまいりましょう。
ゆったりとした時間を過ごしたい~なにわ橋
「なにわ橋」は俗称「ライオン橋」。新線による街の変貌をこれからもライオンは見続けることとなる |
川向うの大阪証券取引所に代表される北浜の金融街とは、うって変わって閑静な雰囲気の中之島最東端。大阪の近代建築を見たあとは、中之島公園で読書などいかがでしょう。
最後のページでは、残る3駅の紹介です。