メンタルヘルス/その他の心の病気

「平気でうそをつく人」を理解するために(2ページ目)

うそをつく事はいけないことではありますが、日常的にはありふれたことです。しかし、時には、うそをつく頻度やうその内容が常識のレベルを超えてしまう場合があります。

中嶋 泰憲

執筆者:中嶋 泰憲

医師 / メンタルヘルスガイド

病的にうそをつく人への対処の仕方

もし、周りに平気でうそをつく人がいたら、そういう人とは距離をおくべきだと思いますが、その人が自分の家族だったら、そういう訳にもいきません。

病的にうそをつく人は、衝動的に必要もないうそをついてしまい、うそをつく事がいわば生活の一部になってしまっています。精神科を受診し、心理療法を受けることが望ましいですが、本人は、自分のうそによって、日常生活で問題が生じていることを自覚していない場合が多いので、精神科を受診することはあまりありません。家族全員で、本人に向かって、うそがさまざまな問題を引き起こしていることを自覚させる事が大切になると思います。

実は、病的なうその実態は、よくわかっていない部分が多く、精神医学的には、病的なうそ、それ自体を病気とみなすべきなのか、それとも、他の心の病気の症状とみるべきなのかという微妙な問題もあります。

もしかしたら、病的にうそをつく人は意外に多いのかもしれません。そこで、ちょっと提言してみます。身に覚えのある人、例えば、他人からうそつきと呼ばれた経験のある人は、うそをついてしまった度に日記に記録してみるのはどうでしょう? もしも、日記が一杯になってしまったら……。精神科で相談する事も考慮してみましょう。


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