若い世代も、やっぱり親は心配
今度は、具体的な条件をあげて「同居したい~したくない」について、やはり5段階で評価してもらいました。条件別にまとめた結果が、以下のグラフです。こんな場合...「同居したい or したくない?」
同居しても良いと思うのは、「親が歳をとったら」がトップ、次いで「子供ができたら」「共働きなら」となりました。同居したくないのは、「結婚直後」と「専業主婦(主夫)の場合」となります。当然と言えば当然の結果です。
フリーアンサーにも、同居をする理由として「離れていると、親のことが心配なので」「一緒に住めば、親の心配をしなくて済むので」など、親の体力・健康を気遣う回答が一番多くあげられました。やはり、親を思う気持ちは今も昔も変わっていないと言えるようです。
逆に「親に子供の面倒を頼める」「共働きならいざという時子供を頼める」など、子育てというステージで、親の援護を期待している声も多くあげられていました。子供が生まれても、妻が仕事を続けることを想定している人が多いのも、この世代の傾向と言えますね。
「同居=苦労」と思う気持ちは、今も昔も一緒
今度は、もし同居した場合を想定し「生活が変わるか?」について聞いた結果です。「楽になる・変わらない・苦労する」について、それぞれどう思うか回答してもらいました。【質問】
同居をしたら生活はどう変わる?
やはり「同居しても変わらない」と思っている人は少なく、総合的には、男女問わず「苦労する」と思っている傾向がありました。やはり、今も昔も「同居=苦労」のイメージは一緒のようです。
また、男性が「同居したら少しは楽になる」と思っている人が多いのに対し、女性は「楽になる」と思う人は少ないのが対照的です。男性が楽観的なのか、女性が悲観的なのか、やはり男女により『同居』に対して感じ方は異なるもののようですね。
しかし「同居=苦労」であっても、同居をしても良いと思う限り、何かメリットは感じているはずです。次ページでは、同居のメリットについてみていきます。