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二世帯住宅で暮らす/二世帯同居への声・意見

20~30代にアンケートを実施 直撃!若い世代の二世帯同居観(3ページ目)

若い世代に『親との同居』についてアンケートを実施しました。今どきの子世帯世代が、どういう考え方をしているのか興味のある方!是非ご覧下さい。

提供:旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)
松本 吉彦

執筆者:松本 吉彦

二世帯住宅で暮らすガイド

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子世帯の期待は経済的メリット!

では、同居にどんなメリットがあるのでしょうか?自分達と親達それぞれに、肉体的・経済的・精神的メリットがどの程度あるか?という点について聞いてみました。

【質問】
 同居のメリット 「ある or ない?」二世帯住宅アンケート※N=25(男性N=14・女性N=11)
数字としては、自分達というよりは、親達にとってメリットがあると捉えている傾向が見らます。特に「親達の精神的メリット」が一番あると考える人が多いようです。一方で「経済的メリット」は自分達にあると感じているのは、今どきらしい結果と言えるのかもしれません。やはり「親世代には経済力がある」というは、事実のようですね。

フリーアンサーでも、「お互いに助け合える」「いざという時に安心」「子供の教育上、祖父母と暮らすことは良い」など、何らかのメリットはあると答えている人は多く、二世帯同居に対して悪いイメージばかりを抱いているのでは無いということが、うかがえました。


同居するならやっぱり独立タイプ!

最後に、住まいのタイプ別に「同居したい or したくない」について聞きました。男女関わらず、共用二世帯住宅は否定的な意見が多く、独立度が高くなるにつれ肯定的になってくる結果となりました。

【質問】
 住まいのタイプ別 「同居したい or したくない?」二世帯住宅アンケート※N=25(男性N=14・女性N=11)
フリーアンサーでも「同居は精神的につらいのでは?」「人間関係で気を遣い安らげないのでは?」など、精神的安らぎに対する心配の声がたくさんあがっていました。その表れとして、お互い距離の保てる『完全独立』タイプが支持を得たといえます。

やはり一緒に住むとは言え、ある程度の距離を保つことは大切なポイントです。当サイトでも、いくつかの事例を紹介してきましたように、二世帯同居を上手くする最大のコツは「独立度を高めること」のようですね。


以上が、今回のアンケートから見えた「若い世代の二世帯同居観」です。若い世代は、夫婦共働きが当たり前となり、同居に、家事や育児を手伝ってもらえるメリットを求める傾向が大です。また、経済力にも頼れるかな?など、ちゃっかりした面も持ち合わせています。しかし、自分達にメリットがあるから「同居も有り!」というだけでなく、親の心配も真剣にしているキチンとした面も持っていました。

彼らの親世代は、ちょうど団塊の世代。リタイアしてもまだまだ元気です。「子世帯が若い時は親に助けてもらい、将来は親を助ける」という、持ちつ持たれつの関係が、今どきの理想的な『同居』といえそうですね。


【関連記事】
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
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