梅雨時の薬膳ポイント
「脾」をいたわり、水分代謝をよくする
フライパンで蒸すので、手間いらずの「鯛とわかめの蒸し煮」!
脾の調子が悪くなると、胃腸病や湿気にまつわる皮膚疾患、関節痛、頭痛などの症状が起こりやすくなります。五臓の中でも脾が活発になるので、脾の機能を補い、働きを高めてあげることが重要です。
ここで梅雨時にオススメの食材をご紹介しましょう。
■発汗作用のある食材で、余分な湿気や邪気を体表でシャットアウト!
しそ、しょうが、ねぎ、香菜、シナモン、トウチなど
■香り食材で、気の流れを整えたり、湿気をとり、胃腸の機能を促進!
山椒、陳皮(みかんの皮)、しそ、フェンネル、香菜、ジャスミンなど
■脾の機能を整える食材で、消化吸収力を高め、水分代謝をアップする!
とうもろこし、はと麦、あずき、そら豆、さつまいも、スズキ、鯉、鯛など
■利尿作用のある食材で、むくみ解消に!
冬瓜、あずき、黒豆、金針菜、あさり、はまぐり、わかめ、昆布など