薬膳で使用する食材には、漢方薬局などの専門店に行かないと手に入らない生薬もありますが、スーパーで身近に買える野菜や果物、乾物なども数多くあります。素材ごとに分類し、オススメの食材をご紹介します。

乾物類(50音順)

食材の特性を知ると薬膳を作りやすくなる。タイプに合わせて選んでみよう!

食材の特性を知ると薬膳を作りやすくなる。タイプに合わせて選んでみよう!

きくらげ
白きくらげは体内に必要な水分を補い、肺を潤す働きがある。黒きくらげは血液に栄養を与え、貧血にも。どちらもきのこの一種で、食物繊維も豊富。

クコの実
肝や腎の機能をサポートする、滋養効果の高い食材。眼精疲労やドライアイにもいい。長く使用すれば長寿になるとされ、中国でも広く親しまれている。

■昆布
カラダを冷やす寒性で、熱を冷ましたり、痰を取る働きがある。水分代謝をよくしてむくみ解消に役立つ。なお、固くなったしこりを柔らかくする“軟堅”作用があるので、リンパ腺腫の治療や補佐にもいい。

くるみ
カラダを温め、腎に作用するので、精力をつけたり、足腰を強くする働きがある。脳の働きを活発にさせる作用や、腸を潤すので便秘解消にも役立つ。

ごま
漢方では黒ごまを薬用とし、肝や腎を補い、五臓の働きをよくしてくれる。血液を養うので、めまいや若白髪にも。一方、白ごまは肺に作用する。

■そば
涼性で上にのぼったエネルギーを鎮める働きがあるので、のぼせやほてりにもいい。消化を促進したり、おりものを止める作用もある。冷える人は、ネギや唐辛子を加えて食べるのが正解。

なつめ
胃腸の働きを高め、食欲不振や倦怠感を解消してくれる。血液を増やし、精神安定作用もあるので、生理時のトラブルにも使用できる。