栄養管理/ビタミン

ビタミンB6の効果・不足・過剰摂取(2ページ目)

ビタミンB6の働き、ビタミンB6が不足したときの症状、欠乏しやすい人の傾向、栄養素の推奨量と国民の平均摂取量、過剰摂取した場合の影響、食品が含む栄養素量など、具体的な数値を示しながら分かりやすくまとめました。

一政 晶子

執筆者:一政 晶子

管理栄養士・米国登録栄養士(RD) / 栄養管理・療養食ガイド

ビタミンB6の推奨量・摂取量

ビタミンB6の推奨量は女性で1.1mg(18~70歳以上)、男性で1.4mg(15~70歳以上)です。平成18年の国民健康・栄養調査によると女性は平均1.06mg、男性は平均1.22mgを食事から摂取しています。強化食品・補助食品からは、女性は平均0.58mg、男性は平均0.59mg摂取しています。食事、強化食品・補助食品を合計すると国民の摂取量は推奨量を充たしています。


ビタミンB6を多く含む食品

肉、魚、果物など。ビタミンB6含有量の例は以下の通り。 豚肉 (ヒレ3枚、100g) 0.42mg
鮭 (1切れ、100g) 0.39mg
バナナ (中1個、可食部85g) 0.32mg

注)食品の重さに基づいた栄養素の量は文部科学省の食品成分データベースを使用して求めました。
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