栄養管理/ビタミン

ビタミンB3の効果・不足・過剰摂取

ビタミンB3の働き、ビタミンB3が不足したときの症状、欠乏しやすい人の傾向、栄養素の推奨量と国民の平均摂取量、過剰摂取した場合の影響、食品が含む栄養素量など、具体的な数値を示しながら分かりやすくまとめました。

一政 晶子

一政 晶子

管理栄養士・米国登録栄養士(RD) / 栄養管理・療養食 ガイド

管理栄養士、米国登録栄養士(RD)、米国栄養サポート臨床師(CNSC)、臨床栄養学修士。急性期病院の現場で働く栄養士経験を活かしながら、実用的な栄養管理のコツと、病気ごとの療養食・食事療法の基礎知識をお届けします。

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ナイアシン (ビタミンB3)の役割

お肉も大切な栄養源。なんでもバランスよく食べたいですね。

お肉も大切な栄養源。なんでもバランスよく食べたいですね。

一般的にナイアシンと呼ばれるビタミンであり、炭水化物から活動のエネルギーを作り出すなど色々な代謝に欠かせません。

ナイアシンの欠乏症

不足するとペラグラ(皮膚炎・下痢・認知症)、成長障害を起こすことが知られています。日本で欠乏は稀ですが、慢性アルコール中毒の人などに見られることがあります。ナイアシンはコレステロールの改善に使われることがあり、特に善玉コレステロールを上げる働きがあるといわれています。
 

ナイアシンの過剰摂取

ナイアシンを過剰摂取すると顔が赤くなったり、むずかゆくなる場合があります。慢性的な過剰摂取は胃腸不良や肝臓にダメージを与えることがあり、日本人の食事摂取基準でも耐容上限量が設けられています。
 

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